岡崎乾二郎氏の作品集『ZERO THUMBNAIL KENJIRO OKAZAKI』をめぐるエントリー: 「蜜と眼」(みつばちの箱) キャンバスはパンをトーストにするサイズに統一されていて、まるでバターを塗る行為から連鎖が生まれ作品に転じていく。これだけでわたしはお腹いっぱいになるような、豊かな感覚が体全体に充実感として広がっていくのを感じた。 少し日本語がおかしいですが、それがむしろ体の快感に忠実に見えてしまいます。 同じ感覚を見つけたようでうれしかった。 この画集は、手元に置いてよく観なおしています。 「ブラッシュストローク」 永瀬さん: 改めて「ボルテージとテンション」について考えたのだけれど、これがある程度「身体性」に関わる問題系である、という連想はすぐに働く。そして「身体性」は絵画においてブラッシュストロークに連結される、という素材が先の「組立」対話企画〈筆触・イメージ・身体〉に