海・・・。 そこにはあらゆる物質が溶け込んでいる。 その中には 生物にとって有益なものもあれば、 有害なものもあるのもいうまでもない。 当然ながら発ガン物質も地上とは 比べものにならないくらいあり、 ガンにかかる魚はたくさんいるという。 しかし そんな毒入りスープのような海で まったくガンにかからない魚がいるのだという! 4億年以上も海で生き続けた サメだ!! サメの中でも深海性のサメである。 ウロコアイザメ 学名(Centrophorus granulosus ) 深海に棲むアイザメの仲間。 サメは他の魚のように浮袋がない代りに 肝臓を肥大化させて浮袋の代用にしている。 その肝臓に大量の抗ガン作用の物質があるという! それがスクアラミンだ!! 実にウロコアイザメの肝臓の大きさは 体の4分の1を占めるほどだ!! この抗ガン作用をもつスクアラミンは ガン細胞に直接に攻撃するものではない。 ガ