★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 世界中の最新医学論文から、坪野吉孝氏(山形さくら町病院精神科・早稲田大学大学院客員教授)が、興味深いものをわかりやすくかみ砕いてお届けします。 暴力は暴力の連鎖を呼ぶとされる。例えば自爆テロの実行犯の中には家族を殺された経験を持つ者もいるという。民族間の対立や軍事的抑圧を背景とした政治的な暴力を受けた夫は、妻に暴力を加えるリスクが高まるという論文が英ランセット誌に1月掲載された。 イスラエル占領下にあるパレスチナで、無作為に選んだ15~64歳の既婚女性3815人に聞き取り調査をした。夫の8%は、占領軍やイスラエル入植者から自分自身が暴力(侮辱される、ののしられる、拘留される、暴行や傷害を受ける、など)を受けていた。夫の20%は、「家族」への暴力(親族が殺害されたり逮捕された
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