昨日読んだ本。いろいろ考えさせられる本だった。 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意 作者: 清水吉男出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2007/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 127回この商品を含むブログ (28件) を見る 当書籍では、「派生開発」という用語を「新規開発」以外の開発すべてを指す用語として使用している。「派生開発」は、改修や機能追加のすべてを含む。 ※「派生開発」は、著者が作成した用語である。 よく知られている通り、ソフトウェアライフサイクルの殆どはこの「派生」に属し、費用も新規開発の何倍もかかる。従って、この部分をどれだけ効率よくできるかが、TCOの削減に大きく寄与する。また、当然のことながら、「派生」で障害が発生すると業務に支障が出、顧客に迷惑をかけることがあるため、重要度はとても高い。 にも関わらず、「派生」