無人駅が約20年で1割増え、全国の5割に迫っている。国土交通省によると、2020年3月時点の無人駅は4564駅と全国の約48%。JR九州が22年3月以降に21駅を無人化するなど、増加ピッチも上がる。無人となった駅舎や敷地の有効活用をめぐり、前例にとらわれないアイデアが各地で生まれている。金属加工の町、新潟県燕三条では30年以上も無人だったJR帯織駅(同県三条市)が、地元製造業の経営者らによるも
愛知県岡崎市の表玄関・名古屋鉄道東岡崎駅にある商業施設「岡ビル百貨店」が、空いたスペースを格安のテナント料で個人事業者らに貸すことにし、新規出店を今月から募っている。 観光都市を目指す岡崎市では、東岡崎駅前の再開発が進んでおり、約5分の4が空きスペースとなっている駅ビルの活性化に期待がかかる。 岡ビル百貨店は1958年に開業、67年に3階を増築し、昭和40年代の最盛期には35軒が営業してにぎわった。しかし、建築から60年がたち老朽化が進み、現在では喫茶店や食堂、美容室など6軒が営業するだけで、「中核市の表玄関としては残念」という声が多い。 岡ビル百貨店は、地域の中小企業や個人事業者らの事業拡大や創業を応援しようと、テナント料を1坪(3・3平方メートル)あたり、通常の10分の1の月1000円(3階)などに抑えた「いきなり百貨店」プランを始めることにした。先着順で、審査が通ればすぐに開業可能。
岐阜県の長良川鉄道に、ローソンにしか見えない駅があります。なぜそうした駅が誕生したのでしょうか。またこうした駅のコンビニ化は、地方鉄道の活性化におけるひとつの可能性かもしれません。 ローソン側から声を掛けられ 岐阜県を走る長良川鉄道(美濃太田~北濃)には、かなり変わった駅があります。駅舎がコンビニエンスストアのローソン、そのままなのです。 駅舎がローソンの長良川鉄道関口駅。看板の右側に「関口駅」と書かれている(画像提供:ローソン)。 その駅の名は、岐阜県関市にある関口駅。一見すると普通のローソンに見えるのですが、よく見ると、店舗上部に掲げられている「LAWSON」と書かれた看板に、合わせて「関口駅」と書かれています。 なぜこんな個性的な駅が誕生したのでしょうか。長良川鉄道によると、こうなる前の関口駅は1952(昭和27)年に開業した当時の古い駅舎を使っており、駅員が1人勤務。そして駅舎内に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く