出版科学研究所は26日、2017年の電子書籍の漫画単行本の推定販売金額が1711億円となり、紙の漫画を初めて上回ったと発表した。
2016年(1~12月)におけるコミックスの市場規模が、紙版と電子版を合わせて前年比4.8%増の3407億円で、過去最高額となった。出版科学研究所の調べによって分かった。内訳は、「紙版コミックス」が1947億円(前年比7.4%減)、「電子版コミック」が1460億円(同27.1%増)。仮に17年も同水準で推移すると、紙版と電子版の売上げがほぼ同額となる見込みという。 なお、16年のコミック市場全体の推定販売金額は4454億円(同0.4%増)。「紙版コミック誌」1016億円(同12.9%減)、「電子版コミック誌」31億円(同55.0%増)。
ベルギー・ブリュッセルに堂々と飾られている「小便小僧」。毎日洋服を着せ替えるなど、イベントも多い観光スポットです。 対になるネタとして、屈んで放尿する「小便少女」の像も、同じブリュッセル市内に作られています。 ところがどうも、こちらは市民には良く思われていない。 裏路地のような場所で、鉄格子で覆われている彼女。観客はほとんどなし。 「リアルすぎて笑えない」んだって。 『あいこのまーちゃん』は、女性器をテーマにしたマンガ。 2014年6月27日に、連載開始2日後というところで、突如連載取り消しが決まりました。 その単行本が、クラウドファウンディングなどの苦労を経て、2015年4月28日ついに発売されました。 主人公のあいこは、天真爛漫な女子中学1年生。 ある日、クラスのみんながすでに生理が来ていることを彼女は気にしていました。 すると突然、彼女の股間に顔が現れて、吐血します。 この顔、とにか
表現上の問題によりマンガボックスでの連載が終了したマンガ「境界のないセカイ」が、KADOKAWAの「少年エース」で連載されることが決まった。コミックスも発売される。 4月25日発売の6月号から連載が始まり、コミックス1巻(税別580円)も同日に発売する。連載はコミックス1巻の続きから読める。 同作は“好きな相手が同性だったら?”をテーマに描いた作品。作者の幾夜大黒堂さんが、性的マイノリティへの配慮から講談社での単行本の発売が中止になり、収益があげられる見込みがなくなったとしてマンガボックスでの連載が終了になったと報告し、波紋を呼んでいた(関連記事)。 幾夜大黒堂さんのコメント advertisement 関連記事 表現上の問題で連載終了となった「境界のないセカイ」、移籍先が決定したと作者が報告 なんとかなるっぽい? 「境界のないセカイ」連載終了めぐり、マンガボックス編集長と講談社がコメント
「僕の書いた公式コメ、そのまま載っけるわけにはいかなかったのだろうか?」――ディー・エヌ・エー(DeNA)の漫画アプリ「マンガボックス」編集長の樹林伸氏は3月25日、「境界のないセカイ」(作・幾夜大黒堂)の連載中止を受け、マンガボックスが樹林編集長名で公表した公式コメントについて、Twitterで複雑な思いを吐露した。 「境界のないセカイ」の連載中止は、作者の幾夜さんが15日、自らのブログで詳しい経緯とともに報告。マンガボックスは25日、樹林編集長名で連載中止を報告するコメントを発表したが、詳しい経緯には触れていなかった。 樹林さんは、自ら用意していた公式コメントは「大幅に内容をカットされた」と報告。「事実関係をきちんと明らかにしつつ、いちおう、各方面に配慮して書いたつもりだったんだが、そういう部分はほぼ全ボツ」だったという。 コメントがそのまま出せなかったのは「それによって会社組織で働い
当時は結構精神状態的にヤバかったのと、 「こういう事を下手に書いて、他社の出版社に”この作家は使いにくい” と思われるのではないか」という恐れがあって黙しておりました。 今は大分時間も経って 冷静にお伝えできるかなと思うので 説明も兼ねて書いておきます。 この作品は元々「コミックラッシュ」という雑誌で連載しておりましたが 途中で雑誌そのものがWeb移行しまして、 私のスタンスは「連載を続けられるなら、媒体は特に気にしない」 であったので、そのまま連載を続けておりました。 結論を先に言ってしまうと、 1巻を出して、重版も1週間で決まり、順調に2巻を出そう、という話をしていたときに 突然担当氏から電話がかかってきて 「今後、原稿料をなしにして、単行本印税だけで連載を続けてくれないか」 と言われました。 意味が分からなかった私は(今も書いててちょっと手に震えがきますw) 「はい?」と聞き返したら
「マンガボックス」で連載中の漫画「境界のないセカイ」の単行本化が白紙となり、連載も打ち切りに。講談社が「表現上の問題がある」と単行本の発売中止を決定したため。作者は続きを書かせてくれる版元を募集している。 漫画家の幾夜大黒堂(いくやだいこくどう)さんは3月15日、漫画アプリ「マンガボックス」(ディー・エヌ・エー運営)で連載中の漫画「境界のないセカイ」が、同日公開の第15話で打ち切りになるとブログで報告した。単行本を発行する予定だった講談社が、作品中に描かれた男女の役割の表現について「表現上の問題がある」と発売中止を決めたという。マンガボックスでは人気連載だったといい、続きを書かせてくれる版元を募っている。 「境界のないセカイ」は、性別を変えられる未来の世界を描いた作品。単行本の発売は昨年決まっており、2月上旬には単行本作業も終了。講談社のサイトで発売が告知され、Amazonなどで予約も始ま
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電子書籍時代の本格到来に向け、講談社は、全コミック誌を紙と同時に電子版で配信する方針を決めた。コミック誌は一般書に比べて電子化が遅れていたが、「より多くの人に読んでもらうためには必須」と6月までに同社の22誌すべてで踏み切る。 5日に「ヤングマガジン」(紙の発行部数は67万部)、6日に「月刊少年マガジン」(同66万部)、7日に「週刊少年マガジン」(同132万部)を、すでに配信中のコミック誌に加えて一気に電子化する。 コミック誌は制作に時間や人員の余裕がない上、電子化に不安を持つ作家もいたことなどから、電子化が遅れてきた。だが、昨年は、集英社が国内最大のマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」を電子化。いち早く「モーニング」を電子化するなど先行してきた講談社が新年にあたって「次の一手」と踏み切った。 同社のデジタルビジネス局の担当者は「ライバルは他の出版社だけでなく、動画やゲーム。並みいるコンテンツの
2014-12-24 【山田真哉氏特別寄稿】原作者の僕が、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』コミック版の帯を見て、これは大コケするぞと思った話 2014年12月18日に『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』コミック版が発売されました。 企画が持ち上がったのは2014年4月。 原作である『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』は163万部と山田真哉の著書の中で最もヒットした作品なので、その実績を使えれば売りやすいと思いました。 また出版界では、いまやビジネスコミックが数多くつくられ、『7つの習慣』『100円のコーラを1000円で売る方法』などのヒット作が次々と出ていることも、追い風だと思いました。 今回のコミック化においては、制作自体にはあまり口を出さないと宣言していました。 ストーリー構成担当も、漫画家さんも優秀なかたでしたので、お任せした方が良いと思ったからです。 そしてその年の10月、実際に仕上
KADOKAWAは、「大人オタク女子」に向けた月刊漫画誌「COMIC it」(コミック イット)を来年初春に創刊する。 雑誌のターゲットは、20~30代の「審美眼の高い本格派オトナ女子」。コミック専門店に通ったり本の感想をネットに投稿するなどして、「自分たちが『オタク大人女子』の流れを作ってきた」と自負する人も満足させる、「物語性が高く、読みごたえのある作品」を多数掲載していくという。プロデュースはアスキー・メディアワークス。 創刊号では、乙女コミック誌「シルフ」から移籍する「少年王女」(作者:雪広うたこ、企画原案:武蔵野ぜん子)、「ひそひそ-silent voice-」(藤谷陽子)、「ハカセがっ!!」(左近堂絵里)などが掲載される。 紙の雑誌の創刊に先駆け、すでにWeb版、Androidアプリ版の掲載・配信を開始している。iOSアプリも近日公開する予定だ。 関連記事 カシオとKADOKA
まさに、紙に印刷された“雑誌”が転換期を迎えていることを象徴する出来事だ。 『ヤマノススメ』など、テレビアニメ化された人気作を連載する月刊マンガ誌「月刊コミック アース・スター」(アース・スターエンターテイメント)が、11月12日に発売される12月号をもって、紙での発行を終え、デジタル版へ移行することを10月11日発売の11月号で発表した。 業界内では、紙からデジタルへというのが積極的に進みつつあります。時代がネット上を重視し、これからの流行りと常識に乗っていくという行動スタイルが、どの業界にも生き残るために求められていることの一つです。 アニメ二期が好評だった『ヤマノススメ』のほか、『てーきゅう』『ノブナガン』『東京自転車少女』のような人気作も連載されている「月刊コミック アース・スター」。にもかかわらず“休刊”となることには、読者から業界関係者まで驚きの声を隠せない。 「月刊コミック
月刊コミックアース・スター(アース・スターエンターテイメント)がデジタル版へと移行することが、本日10月11日発売の11月号にて発表された。紙での発行は、11月12日に発売される12月号が最終号になる。 同誌は2011年3月に創刊。「漫画から始まる、メディアミックスコミック誌」というキャッチコピーを掲げ「てーきゅう」「ヤマノススメ」など、TVアニメ化されるオリジナル作品を輩出してきた。デジタル版でも継続して、メディアミックス作品の開発・掲載に力を入れていくと宣言。新連載も多数企画していると予告された。 休刊が発表された11月号では、きだまさしによる新連載「夢幻のリユニオン」が開始。高校生の男女が謎の巨大ロボットに襲われ、戦闘へと巻き込まれたことから始まるSFアクションになっている。デジタル版への移行にともなう連載作品の今後に注目したい
コアミックスのWebマンガサイト「ぜにょん」で決まっていた自身の初連載が開始2日前に中止になったと、マンガ家・やまもとありささんが7月1日のブログで書いている。原因は、連載予定だった作品が有害図書指定に当たりうると判断されたからだそうだ。 やまもとありささんのブログ「まんまんかきかき」 やまもとさんの連載は6月29日より「ぜにょん」上で始まる予定だったが、27日に編集者から急きょ取りやめるとの連絡が入った。コアミックスは徳間書店に出版委託をしており、徳間書店の担当者は連載予定の作品が有害図書指定に当たる可能性があるため出版できないと判断。それを受けて「単行本が出せないものを連載しても意味がない」とコミックゼノン編集部が判断し中止に至ったという。 やまもとさんは中止を受けたときの心境について、「原稿5話分と、5枚のカラーと何話かネームを書き溜めていて、公開日が近づき楽しみにしていたところだっ
6月29日からコミックゼノンのWeb漫画サイト『ぜにょん』にて、初めて連載することが決まり、以前より告知をしていましたが 開始2日前の6月27日に編集者から連絡があり、急遽連載ができない事になってしまいました その理由はというと、コミックゼノン編集部のあるコアミックスという会社が徳間書店という会社に委託して雑誌や単行本を出版するらしいのですが 徳間書店の担当者が、有害図書指定に当たる可能性があるとして、わたしの漫画を出版できないと判断したそうです ゼノン側は単行本が出せないものには連載させても意味が無いという事で、連載開始2日前にそのような報告を受けました 原稿5話分と、5枚のカラーと何話かネームを書き溜めていて、公開日が近づき楽しみにしていたところだったので、しばらく事実が飲込めず誰にも何も言えないままでした わたしの漫画を少しだけ待っててくださった方々と、連載が決まり職場を去る事を
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