名古屋市中区の大須商店街で11日、恒例の「大須大道町人祭」が開かれた。呼び物の「おいらん道中」では、華やかな着物をまとったおいらん姿の女性が、「男衆」や「傘持ち」を引き連れて練り歩いた。沿道は大勢の見物客で埋まった。女性は一般公募で選ばれ、中国、ドイツ出身のおいらんも登場した。 今年で37回目を迎えるこの祭りは12日もあり、午前11時から午後7時までの間、大須観音などに設けられた計15カ所の会場で、大道芸人たちがジャグリングやパントマイムなど様々な芸を披露する。 主催者によると、2日間で約40万人の人出を予想している。