能登地方の特産品を求める多くの客でにぎわう「出張輪島朝市」=25日午前、愛知県豊川市で(篠原麻希撮影) 能登半島地震で大規模火災に見舞われた石川県輪島市の輪島朝市の商店主らによる「出張輪島朝市」が25日から2日間の日程で、愛知県豊川市のイオンモール豊川で始まった。9店の計18人が海産物や工芸品の屋台を並べ、市民らが特産品を買って復興を願った。 「頑張らんかいね能登」「まんでうまい」(ものすごくおいしい)とののれんを掲げ、イカやアジの干物や塩、伝統の輪島塗などを販売。水産加工品などの販売店主、南谷良枝さん(48)は「能登出身の方や2時間かけて来てくださる方とも話をして、感激している」としみじみ。