これまで遺族が選ぶことが多かった遺影を生前に自分で用意する人が増えている。プロカメラマンによる撮影会が開催されるほか、写真スタジオでの撮影も盛況だ。お気に入りの服や着物を着用し、モデル気分で華やかな写真を撮影するケースも目立つ。自分で死後に備える「終活」が定着しつつある現在、遺影をめぐる価値観も変わってきているようだ。(土屋宏剛、沢野貴信) スマホの“自撮り”で美しく 《日本一明るいセルフ遺影撮影会 合言葉はいえ~い》 こんなユニークなうたい文句のイベントが昨年11月18日の「いい遺影の日」に、大阪市北区のパナソニックセンター大阪で開かれた。参加者自らが自分の遺影を撮影する自撮りの撮影会だ。 撮影前のメーク講座では、専門の講師が写真で肌色をよく見せるため、普段より鮮やかな口紅を使うことや、眉毛を鮮明に描くことなどを参加者にアドバイス。プロカメラマンがスマートフォンのカメラで光の当たり方など
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