平安時代に紫式部が書き上げた長編文学作品「源氏物語」は、この一節から書かれたとされる。登場するのは、第12帖「須磨」。主人公・光源氏が女性関係を発端に官位を剝奪され、都を退去する。須磨の地で、都を恋しがる気持ちを歌に表している。 紫式部が物語の着想を得たのは石山寺(大津市)だったと、「石山寺縁起絵巻」や注釈書の「河海抄(かかいしょう)」に伝わる。仕えていた中宮彰子から新しい物語...
放送が始まったNHKの大河ドラマ「光る君へ」の世界観を楽しめる「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が29日、大津市の石山寺境内にオープンした。同時開催の「源氏物語 恋するもののあはれ展」とともにオープニングセレモニーが同寺であり、関係者やドラマの出演者がテープカットをして祝った。
しかし、これにX(旧ツイッター)では一部の界隈から批判が噴出。「わざとらしく内股で片足跳ね上げて腰をくねらせたポージングは働く女性を貶めている。女性だけピエロ扱いの図はとても不快だ」「公共交通機関の自社広告で、女性職員にのみ『媚び』のイメージを与えるのは、男女平等ではありません」「男キャラと女キャラのポーズと表情を逆にしたら異様さが分かると思う」などの声が飛び出した。 これらの批判に対し、逆に「これがなぜ批判されるのか、全くわからない。説明して」「悲報・ついに女性キャラがアニメ絵というだけで因縁をつけ燃やされる段階へ」「これで文句を言い出したら、男性が背が高くて、肩幅が広くて、髪の毛があって、足が長くて、イケメンに描いてるのは性的偏見だ、などとなんとでもケチをつけられそうだね」などの声が出ている。このほか「とても良いキャラクターですね。悪質なクレーマーは無視で良いと思います」「女性は快活な
昨季は自身初のフルイニング出場を達成し、2年連続でゴールデン・グラブ賞、ベストナインを獲得。シーズン終了後は侍ジャパンの「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」にも出場した。充実の1年で「実力不足」と悔いたのが、届かなかった個人タイトル。最多安打のタイトルを獲得した2022年シーズンを超える163安打も放つも、DeNA・牧と阪神・中野にあと1本及ばなかった。 調子の波に苦しんだことも要因の一つ。そこで「無駄のない動き」を求め、昨秋からはバットをあらかじめ捕手寄りに構える打撃フォームを試している。今年1月も例年通り、ナゴヤ球場を拠点に1人で自主トレに励んできた。1年前はマシン打撃が多かったが、今年はスタッフの協力もあって、フリー打撃で生きた球を打つ機会が増えたという。「順調です。ここからキャンプ、実戦と入っていくので、いろいろと工夫してシーズンを迎えたい。もっと練習してタイ
三遠南信自動車道の未開通区間の東栄インターチェンジ(IC、東栄町)―鳳来峡IC(新城市)間で最長となる「三遠道路7号橋」が完成し、同市川合の現地で27日、式典と渡り初めが行われた。 橋は長さ335メートルで、国道151号とJR飯田線と河川の上に架かっている。2021年10月に着工し、橋脚の上からヤジロベエのように左右のバランスを取りながら数メートルずつ橋桁を延ばしていく「張り出し架設工法」で造られた。 式典には、衆参両院議員や沿線の市町村長ら約50人が参列。国土交通省中部地方整備局の佐藤寿延局長は「地域の防災力の向上に大きな力を発揮する」とあいさつ。新城市の下江洋行市長は「交流の道、命の道、...
昭和を代表する作庭家、重森三玲(1896~1975年)が手がけた日本庭園「菰野横山邸園」(三重県菰野町)が、一般公開を本格的に始める。国の文化財に選ばれるなど評価が高いが、個人の邸宅にあり半世紀にわたり非公開だった。庭園を所有する横山陽二さん(55)は「庭園ファンや観光客に楽しんでもらい、対価をいただくことで庭園を維持していきたい」と話す。 横山家は江戸時代に庄屋や代官を務め、書院や土蔵など6棟からなる横山家住宅も国の登録有形文化財になっている。庭園は横山さんの祖父秀吉(ひできち)さんの依頼で、重森が1968年に作庭。名古屋で外科医を開業していた秀吉さんは週末を菰野で過ごし、心を落ちつかせるため庭園を希望した。...
愛知県が常滑市の中部国際空港とその周辺で進める自動運転の実証実験で25日、報道向けの試乗があり、イオンモール常滑から空港までバス型車両が自動で走った。 運転手不足などの課題解決や自動車産業の振興に向けて、将来の無人走行実現を目指す。バス型車両は、人工衛星を利用して現在地を計測するGNSSを使って走行。自動車専用道路の路上では、10メートル間隔に埋まる磁気マーカを利用し、荒天時にも安定した走行を目指す。...
「昭和の小堀遠州」と称される磐田市出身の造園家、中根金作氏(1917~95年)が湖西市新居町に残した名園の一つ、市老人福祉センターの日本庭園を中根氏の孫で中根庭園研究所(京都市)の副所長、行宏さん(44)が修復した。造園当初の姿に近づけることで、改めて庭園の魅力を発信し、来年浜松市で開かれる浜名湖花博を機に誘客を図る。 (河野貴子) 「もうちょっと倒して」「はい、その辺で」。全体のバランスを考えながら、植樹するモミジの傾き加減を造園業者に指示する行宏さん。「湖西市新居・中根庭園を研究する会」の吉元洋美会長(54)らが作業を見学した。
今春に浜松市で開幕する「浜名湖花博2024」で、記念庭園「汽水園」を監修している世界的な庭園デザイナー石原和幸さん(66)が18日、静岡市内でコンセプトを発表した。汽水園は浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区村櫛町)のメインの見どころの一つで、サクラやモミジなど50種類以上の植物で浜名湖と、富士山から湧水が流れる風景を表現。「静岡県は全国有数の花の産地。魅力を存分にPRしたい」と意気込む。 (戸田稔理) 浜名湖花博2024の浜名湖ガーデンパーク会場でメインの見どころの一つで、英国のエリザベス女王から「緑の魔術師」とたたえられた世界的庭園デザイナー石原和幸さんが監修している記念庭園「汽水園」(4月)のイメージ=県提供 汽水園は広さ約150平方メートル。富士山の湧き水が川に流れ、海に注ぐ風景を滝や池で表現する。一方、広大な浜名湖の風景は水を使わず、砂と石、草木で湖に浮かぶ島や豊かな山々を浮き
神事に初めて女性が参加する尾張大国霊(おおくにたま)神社(愛知県稲沢市)の「国府宮はだか祭」を前に、参加する女性団体の一つ「縁友会」の副会長鈴木彩加さん(36)が20日、同神社で、「参加できることになって本当にうれしい」と意気込みを語った。 2月22日の祭り当日、女性らは、裸男がぶつかり合う「もみ合い」の前に行われる「儺追笹(なおいざさ)奉納」に参加。さらしを巻いて法被を羽織り、厄よけの願いが書かれた布を結び付けた巨大なササを境内に運び込む。
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