シグマは、フルサイズFoveonセンサーの開発状況について発表した。 同社は2020年2月、「フルサイズFoveonセンサー搭載カメラ」の製品化計画をリセットし、「センサー開発段階に立ち戻って仕切り直す」ことを発表。その後、開発の進捗をアナウンスしていない状態が続いたことから、現時点の状況を報告することにしたという。 今回の発表によれば、「前回発表の通り、当社が取り組んでいたセンサーは、その致命的な欠陥により量産化を断念せざるを得なかったことから、開発プロジェクトを中止しており、これにともなって、協業先であるセンサー製造会社との契約も解消している」とのこと。 また、「従前の仕様のままでは現在のお客さまのご期待に応えうる価値は提供できない」として、「同仕様でのセンサー開発そのものを白紙に戻すことにした」と説明している。 なお、現在は「お客さま期待に応えられるよう仕様から再検討し、同社主導で研