トップ > 愛知 > 5月24日の記事一覧 > 記事 【愛知】 “期待”を背負うカニ公開中 名港水族館 Tweet mixiチェック 2014年5月24日 一番後ろの脚2本で「期待」と書かれたスポンジを背負うオオホモラ=名古屋市港区の名古屋港水族館で 三重県沖の熊野灘など太平洋の深海にすむカニ「オオホモラ」が今月末まで、名古屋市港区の名古屋港水族館で展示公開されている。飼育員に半ば無理やり“期待”を背負わされたユーモラスな姿が、来館者の笑いを誘っている。 オオホモラは十本ある脚のうち、一番後ろの一対二本が上向きに付いているのが特徴。歩くのには使わず、海底にすむスポンジのような生物カイメンや貝殻をつかんで担ぐ習性がある。カムフラージュして周囲の環境に溶け込んだり、身を守ったりするためらしい。 この性質を利用しようと、飼育員たちは「期待」と文字を書いたパネル付きのスポンジを水槽に入れた。甲羅