第1章「危機」 jkondoは悩んでいた。今やはてなは危機的状況に直面していた。利用者の流出が止まらないのだ。発端はブコメの「死ねばいいのに」タグだった。これへの対応を誤ったために非難が続出した。2ちゃん化と言われ、訴訟まで起きた。とどめはnaoyaのアドホック発言だった。これには「アドホックという言葉の意味が分からない!」というアホなユーザーの怒りが爆発した。これは後に「アホヤ(アホのnaoya)のアドホック事件」と呼ばれ、大きな禍根を残すことになった。 第2章「決断」 jkondoはついに決断を下した。手をこまねいているだけではユーザーの流出は止まらなかった。これを何とか食い止めなければ……。そこでjkondoの下した決断は、至ってシンプルなものだった。それはキャラクター制作だった。はてなのキャラクターを作り、それで会社を盛り返そうとしたのだ。これは、古今東西、IT誕生以前から使い古さ