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わだつみの国語りと古代史に関するkanoetatsuのブックマーク (3)

  • 【わたつみの国語り】(4)生贄を求める神 人間との〝攻防〟

    畏れ、敬い、ときにはすがる対象となる神。古代から人間は、神との距離をはかりながら生きてきた。古代の神話や文学では、人間はただ「従属」するだけではなく、ときにはしたたかな対応をみせる姿も描き出す。第1部の最終回は、神と人間の「取引」の歴史をみていく。 連載 わたつみの国語り 第1部(全4回) >(1)「東方の美しい国へ」生駒の廃駅に残る征服の歴史 >(2)母は「ワニ」 神話に見る動物との「婚姻」 >(3)クスノキ 古代の貴重な輸出資源 大阪市住吉区の住吉大社は、航海の神として信仰を集めてきた。境内に並ぶ石灯籠に刻まれた文字を見ると、江戸時代に海運関係者から多く寄進されたことがわかる。時代をさかのぼると古事記や日書紀は、現代の感覚から遠く離れた神へのささげものが古代にあったことを記している。

    【わたつみの国語り】(4)生贄を求める神 人間との〝攻防〟
  • 【わたつみの国語り】(3)クスノキ 古代の貴重な輸出資源

    先人たちと海の関わりから、日のこころの源流を探る「わたつみの国語り」。第1部は、神話の世界をひもといていく。3回目はクスノキをめぐる古代人の物語。 連載 わたつみの国語り 第1部(全4回) >(1)「東方の美しい国へ」生駒の廃駅に残る征服の歴史 >(2)母は「ワニ」 神話に見る動物との「婚姻」 >(4)生贄を求める神 人間との〝攻防〟 敷地に入ると木の香りが鼻孔を突いた。古事記に登場する一の木をめぐる探訪のなかで、堺市美原区の中川木材産業社長、中川勝弘さん(73)に会った。生業とはいえ、木が好きでたまらないといったふうであった。

    【わたつみの国語り】(3)クスノキ 古代の貴重な輸出資源
  • 【わたつみの国語り】(2)母は「ワニ」 神話に見る動物との「婚姻」

    古来、わたつみと呼ばれた海。海をめぐる営みを抜きに、日人の成り立ちは語れない。先人たちと海の関わりから、こころの源流を探る「わたつみの国語り」。第1部では神話の世界をひもといていく。 連載 わたつみの国語り 第1部(全4回) >(1)「東方の美しい国へ」生駒の廃駅に残る征服の歴史 >(3)クスノキ 古代の貴重な輸出資源 >(4)生贄を求める神 人間との〝攻防〟 太平洋が圧倒的な水量で迫っていた。九州南東部、宮崎県日南市から見る海は、水平線が丸みを帯びているように感じる。崖の中途のような大きな洞窟のなかに、窮屈な形で赤い社が建っていた。ウガヤフキアエズノミコトを祭る、鵜戸(うど)神宮の殿である。 ウガヤフキアエズ、すなわち神武天皇(カムヤマトイハレビコノミコト)の父が生まれたのがこの洞窟だと伝わっている。奈良盆地という内陸に築かれた大和王権だが、海との関係は極めて深い。ウガヤフキアエズの

    【わたつみの国語り】(2)母は「ワニ」 神話に見る動物との「婚姻」
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