【読売新聞】 中東で戦火を広げるイスラエルが、今度は国連の平和維持軍に攻撃を加えた。国際社会を敵に回す暴挙であり、断じて容認できない。 イスラエル軍が、レバノン南部の平和維持を担う国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の陣地内に戦車で突
レバノンとの国境に近いイスラエル北部で隊列を組んで移動するイスラエル軍の車両=15日(ゲッティ=共同)イスラエル軍は北部のレバノン国境付近で、レバノンに本拠を置く親イランのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の軍事攻撃や戦闘員の侵入を阻止するため、陸と沖合で警戒を強めている。国境に近い北部ナハリヤを訪れると、街は表向きは平穏だが避難を検討する人もおり、動揺が広がっていた。(ナハリヤ 佐藤貴生) 地中海を臨むナハリヤの海岸には16日、自動小銃を持つイスラエル軍兵士の姿があった。招集された予備役兵(40)によると、「ヒズボラが海から侵入するのを防ぐため、海岸沿いに数百メートルおきに兵士が配置されている」という。海上では、イスラエル軍の哨戒艇も警戒していた。 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが7日にイスラエル攻撃を開始して以降、イスラエル・レバノン国境では砲撃などの交戦
3月末以来、イスラエルの治安状況が極度に悪化している。レバノン、シリア、パレスチナ自治区ガザから多数のロケット弾が撃ち込まれ、銃撃や歩行者を狙った車の突進といったテロ事件も頻発し、死傷者が出ている。 日経新聞は4月5日のウェブで、「イスラエル警察がモスク侵入 エルサレムで350人超逮捕」という見出しの記事を掲載した。この見出しは、イスラエル警察は平和的に礼拝しようとしているパレスチナ人に暴力を振るう無法者だという印象を与える。 しかし警察がモスクに立ち入ったのは、覆面をしたパレスチナ人が礼拝に不要な石や花火を持ち込んでバリケードを築き、治安維持上、撤去の必要性が生じたためだ。モスクに立てこもり石や花火を警官に直接投げつける人を、単に礼拝者と描写するのは無理がある。 日経は同7日のウェブでは、「イスラエル、レバノンとガザを空爆 報復連鎖の懸念」という見出しで共同通信の記事を掲載した。この見出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く