兵庫県警、警視庁などが押収した偽造在留カード日本に滞在する外国人に交付される在留カードを偽造したとして、兵庫県警や警視庁などは先月、入管難民法違反(偽造在留カード提供)容疑などで、中国籍の男女5人と日本人の計6人を逮捕、送検したと明らかにした。グループは千葉県内の拠点で共同生活を送りながら約2万枚を製造していたとみられ、偽造組織の摘発としては国内最大規模という。中国国内の指示役らが背後で暗躍し、摘発されたのは「氷山の一角」との見方も強い。捜査当局は「事件を誘発する犯罪インフラになっている」と警戒を強めている。 兵庫県警などに摘発された偽造在留カードの製造拠点となっていた一戸建て住宅=9月25日、千葉県旭市見渡す限りのどかな田園風景が広がる房総半島の東端。木々に囲まれ、「ペンション」を思わせる三角屋根の一戸建て住宅(千葉県旭市)が、グループの拠点だった。
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