海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が20日深夜、伊豆諸島の鳥島東方海域で墜落した。搭乗していた隊員は計8人だった。収容された隊員の死亡が確認され、行方不明の隊員の捜索が続いている。 木原稔防衛相は2機が衝突した可能性が高いとの見方を示した。 2機は現場海域付近で護衛艦から飛び立ち、潜水艦探知の夜間訓練をしていた。 日本と周辺の海を守る訓練中の事故である。殉職した隊員に哀悼の誠を捧(ささ)げたい。 海自と海上保安庁が残る搭乗員を捜索している。現場は水深が5500メートルもあり捜索に困難も伴うが、救助に全力を尽くしてほしい。 昨年4月、陸上自衛隊第8師団のUH60JAヘリが沖縄県・宮古島周辺海域で墜落し、視察のため搭乗していた同師団長ら隊員10人が殉職した。それに続く海自ヘリ2機の事故は衝撃が大きい。 洋上で2機のフライトレコーダー(飛行記録装置)が回収された。近い場所で発見されたこと
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