イスラエル軍が舗装を掘り返したとされ、車はゆっくりとしか走れない=3月24日、パレスチナ自治区ジェニン(佐藤貴生撮影)パレスチナ自治区ガザでイスラム原理主義組織ハマスと戦うイスラエル軍は、ヨルダン川西岸の自治区でも武装勢力の掃討を進めている。大規模な攻撃は住民の生活に深刻な影響を与えているが、パレスチナの人々は「国を建設するまで闘い続ける」という決意に満ちていた。 イスラエル・エルサレム、ガザ地区、ヨルダン川西岸、レバノン、エジプト、シリアイスラエル軍が西岸で最も激しい攻撃を加えた自治区の一つ、ジェニン。3月下旬に訪れると、土砂がむき出しになった道路を車がのろのろと通行していた。軍は昨年10月7日のハマスによる奇襲の後、ブルドーザーで舗装を掘り返したとされる。 ジェニンの難民キャンプに住む男性(53)は「軍は奇襲後、このキャンプで軍事作戦を30回以上行い、100人近くが死亡した。電気も水道
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