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2023年1月25日のブックマーク (12件)

  • NHKの存在意義、ネット時代に示せるか 稲葉新体制発足

    記者会見するNHKの稲葉延雄新会長=25日午後4時37分、東京都渋谷区のNHK放送センター(代表撮影)稲葉延雄会長が25日に就任し、新体制が始動したNHK。国内外で受信料制度など公共放送のあり方に厳しい視線が向けられる中、前田晃伸前会長は過去最大幅の受信料値下げを含めた大幅な改革に着手したが、その成就は稲葉氏に託された。動画配信の普及、視聴者のテレビ離れといったインターネット全盛の時代に、そもそも公共放送は必要なのか。今の日にNHKが存在する意義を示せるかが、稲葉氏に問われる。 「私の役割は改革の検証と発展。丁寧に(職員らと)やりとりしながらベストな姿に持っていきたい」 稲葉氏は25日の就任会見でこう意気込みを示した。

    NHKの存在意義、ネット時代に示せるか 稲葉新体制発足
  • 【西論プラス】NHK紅白「みんなでシェア」できた? 大阪文化部次長・渡部圭介

    大みそかの風物詩といえば、NHK紅白歌合戦である。昨年末の第73回の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ)で午後9時からの後半は関東地区35・3%、関西地区36・7%と、過去最低だった前年を少し上回った程度だった。この視聴率はNHK総合で、リアルタイムで視聴した世帯の割合を示す。インターネットを通じた番組配信サービス「NHKプラス」を使い、スマートフォンなどで視聴した人もいるはずで、世帯視聴率だけを見て紅白を評価するのは難しい。 特に今回はテーマに「LOVE&PEACE-みんなでシェア!-」を掲げた。「シェア」という言葉に、視聴者が抱いた思いをソーシャルメディア上で発信してもらい、それらを分かち合いながら、一体感を抱いてもらえるような紅白を志向した意図がのぞく。 しかし、NHK自身はシェアの輪に加わろうとしただろうか。日で利用者が多いソーシャルメディア「ツイッター」への関連投稿約37万件を

    【西論プラス】NHK紅白「みんなでシェア」できた? 大阪文化部次長・渡部圭介
  • 富雄丸山古墳の国宝級遺物 研究者驚嘆の技術力、巨大円墳の中心被葬者は…

    富雄丸山古墳から出土した蛇行剣のX線写真を持つ関係者ら。2メートルを超える長大さが分かる=奈良県橿原市(須谷友郁撮影)奈良市にある日最大の円墳、富雄丸山古墳(4世紀後半)から国宝級と評される遺物が発見された。巧みな意匠が施された盾形の青銅鏡と国内最大の「蛇行(だこう)剣」。その生産技術の高さは研究者を驚嘆させる水準だったといい、中心被葬者は一体誰なのか、巨大円墳の位置づけを考える上でも今回の発見が大きな手掛かりになるとみられる。 「とにかく剣の長大さにびっくりした。どうやって打ったのか」 墳丘北東部分に張り出した「造り出し」で行われた発掘調査で昨年11月末、蛇行剣と盾形銅鏡が相次いで見つかった際、現場を担当する奈良市教育委員会の村瀬陸主務は類例のない副葬品に目を見張ったという。

    富雄丸山古墳の国宝級遺物 研究者驚嘆の技術力、巨大円墳の中心被葬者は…
  • 【THE古墳】応神天皇陵に謎の「六角堂」 過ちて登るときは神の祟りあり

    河内名所図会に描かれた応神天皇陵古墳の六角堂(上)。石段には桜並木が見える=高野学さん提供立ち入りが許されないはずの天皇陵の頂上に「六角堂」、長い石段の左右には桜並木…。国内2番目の規模を誇る大阪府羽曳野市の応神天皇陵古墳(墳丘長425メートル)を描いた江戸時代の「河内名所図会」には、のどかな山寺を思わせる光景が広がる。南麓の社殿は、応神天皇を主祭神とする譽田(こんだ)八幡宮だ。「御陵のかたわらでお祀(まつ)りさせていただいていることは、神主冥利(みょうり)に尽きます」。同八幡宮宮司の中盛秀さん(68)は誇らしげに語る。 御陵に寄り添ってお守り 「御陵をお祀りすることは神主冥利に尽きます」と語る譽田八幡宮の中盛秀宮司。後方の緑の山が応神天皇陵古墳=大阪府羽曳野市 「雑人、陵上へ登ることを禁ず。過ちて登るときは神の祟(たた)りあり」。江戸時代後期の享和元(1801)年に発行された河内名所図会

    【THE古墳】応神天皇陵に謎の「六角堂」 過ちて登るときは神の祟りあり
  • 【正論】「情報技術」でどこに向かうのか 大阪大学名誉教授・猪木武徳

    大阪大学名誉教授 猪木武徳いつの時代いずこの国でも、社会は常に難問と試練に直面し、どうにかこうにか切り抜けてきたのが実情であろう。突如襲って来る試練もあれば、気づかぬうちに徐々に進行する病弊もある。 現代社会も、情報通信技術(ICT)の急速な展開がもたらす監視社会の問題、自由と平等を掲げるデモクラシーにおける合意形成の綻(ほころ)びなど、向き合わねばならない難問は多い。 「バスに乗り遅れるな」

    【正論】「情報技術」でどこに向かうのか 大阪大学名誉教授・猪木武徳
  • 国葬反対「ツイッターデモ」、3・7%の投稿で全体の半数…4219回のアカウントも

    【読売新聞】 政治や社会問題に関する主張を一斉に投稿する「ツイッターデモ」について、読売新聞が昨年の注目度順に上位10件を抽出し、分析したところ、参加したアカウントの平均1割弱による投稿が、全投稿の半数を占めていたことがわかった。コ

    国葬反対「ツイッターデモ」、3・7%の投稿で全体の半数…4219回のアカウントも
  • 【ソウル特派員発】韓国政界とメディアの〝癒着〟 「9000万円」で記者の口封じ

    10日、過去の首長時代の不正疑惑をめぐり、はじめて検察に出頭した韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表(中央)。疑惑の「口封じ」を狙い、事件関係者が記者に現金を配っていた事実が発覚した(共同)韓国最大野党代表の関与も取り沙汰される、都市開発事業をめぐる不正取引事件で、犯行の中心となった投資家が、数十人以上の韓国紙記者らに1人あたり最大9億ウォン(約9500万円)の現金を配っていた事実が明らかになった。不正取引の報道を妨げる狙いがあったとみられ、主要紙の編集幹部をはじめ、保守・革新を問わず各社の記者がカネを受領していた。投資人も、大手紙司法記者としての肩書を併せ持ち、法曹界の人脈を事業に活用。韓国政界とメディアの癒着が色濃く浮かび上がった。 左派紙、代表ら一斉辞職今月10日、韓国を代表する左派紙ハンギョレの1面に、同社代表理事と編集局長の引責辞任を知らせる謝罪文が掲載された。「最も大切に

    【ソウル特派員発】韓国政界とメディアの〝癒着〟 「9000万円」で記者の口封じ
  • 「はま寿司」利用客が寿司に無断でわさび 不適切動画がSNSで拡散 被害届提出へ

    回転ずしチェーンの「はま寿司」の店舗で、一部の利用客が商品の寿司に無断でわさびをのせる動画が会員制交流サイト(SNS)で拡散していることを受け、はま寿司を運営するゼンショーホールディングスは24日、産経新聞の取材に「当社のルールから著しく逸脱した行為で、許されざる内容」だとして、警察当局に対して被害届を提出する予定であることを明らかにした。 SNSで拡散している動画は、はま寿司の店舗内でレーンで運ばれている寿司に対し、利用客の男性の一人がわさびを無断でのせている様子が約5秒間映し出されていた。この動画は1月中旬からツイッターで拡散しており、SNSでも「いたずらじゃなくて犯罪」「謝罪すれば済む話ではない」といった批判の声が寄せられている。 同社によると、被害のあった店舗はすでに特定しており、動画を投稿した利用客の男性から謝罪したい旨の連絡を受けたという。同社は「警察にはすでに被害を相談し、被

    「はま寿司」利用客が寿司に無断でわさび 不適切動画がSNSで拡散 被害届提出へ
  • 救急搬送の難航 「5類」移行へ医療体制整えよ

    【読売新聞】 患者の救急搬送に長時間を要する例が増えている。新型コロナウイルスの位置づけを見直す前に救急システムが抱える問題を分析し、対策を講じねばならない。 昨年末以降、119番通報や救急搬送が大幅に増え、搬送先探しに困るケースが

    救急搬送の難航 「5類」移行へ医療体制整えよ
  • ウクライナ支援 カギ握る欧米一体の戦車供与

    【読売新聞】 欧米の戦車のウクライナへの供与は、 膠着 ( こうちゃく ) した戦況を打破し、ロシア軍を撤退させる切り札になりうる。関係国は連携を維持しながら、供与を早期に実現してほしい。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧米諸国

    ウクライナ支援 カギ握る欧米一体の戦車供与
  • 【主張】ウクライナ支援 覚悟に応える戦車供与を

    ロシアウクライナ侵攻から24日で11カ月がたった。自由と独立を守り抜くとのウクライナの決意は揺らいでいない。 民主主義陣営はそれに応えるよう最大限の支援を続けねばならない。 米欧など約50カ国の国防相らが20日、ドイツ西部ラムシュタイン米空軍基地でウクライナ支援国会合を開いた。米国が装甲車や歩兵戦闘車、英国が戦車「チャレンジャー2」の供与を発表するなど支援の拡充が打ち出された。 だが、ウクライナが切望するドイツの主力戦車「レオパルト2」については結論が出なかった。ドイツが二の足を踏んでいる。 米欧はロケット砲や防空システム、歩兵戦闘車などを戦況に応じて供与し、抗戦を支えてきた。ここにきて、米欧の高性能の戦車が求められている。ウクライナが防衛線を守り、敵陣を突破する上で戦車の強度と機動力、戦闘力が必要とされているためだ。 レオパルト2は、欧州の十数カ国が約2千両を保有している。これを少しで

    【主張】ウクライナ支援 覚悟に応える戦車供与を
  • 【主張】JAXA実験不正 組織の徹底検証が必要だ

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)が平成28~29年に実施した医学系実験で捏造(ねつぞう)などの不正があった問題で、研究実施責任者を務めた古川聡宇宙飛行士が戒告の懲戒処分を受けた。 宇宙飛行士は子供たちのあこがれの対象だ。古川氏は実験不正に直接関与していないとはいえ、現役の宇宙飛行士が懲戒処分を受ける事態は残念でならない。 JAXAは日の宇宙開発の中核であり、科学技術を牽引(けんいん)すべき組織でもある。宇宙開発、科学技術への期待と信頼を裏切る重大な問題である。 不正があったのは、宇宙基地のような閉鎖空間での長期滞在によるストレスを把握する実験で、平成28~29年に実施された。研究者2人が、データを書き換えたり存在しないはずのデータを作ったりしていた。 JAXAは、第5回試験(29年11月)で起きた検体の取り違えをきっかけに内部調査で問題を把握し、令和元年11月に理事長判断で研究を打ち切っ

    【主張】JAXA実験不正 組織の徹底検証が必要だ