【読売新聞】 十三日のこの欄に、鉄道部隊の懇親会に対する非難の声が寄せられているのを見て驚いた。 わたしはその会員ではないが、だれしも戦争を好むはずはない。戦争は苦しかった。しかし、年とともに、その実感はうすれて、むしろ過ぎた日々
【読売新聞】 パレスチナ自治区ガザでの戦闘が始まってから半年が過ぎたが、ガザを巡る人道状況は悪化する一方である。 国際社会は、イスラエルとイスラム主義組織ハマス双方に対し停戦への働きかけを一層強める必要がある。 米国のバイデン大統領
辞職の届け出を県議会議長へ提出し、会見した静岡県の川勝平太知事=10日午後、静岡市葵区(岩崎叶汰撮影)4月10日午前9時20分ごろ、静岡市の静岡県庁本館3階にある県議会議長室。一礼して入った知事の川勝平太は、議長の中沢公彦に辞職願を提出した。特にやり取りもない中で淡々と受け渡しが行われ、川勝は短時間で議長室を後にした。 提出直前、報道陣に心境を問われた川勝はこう述べた。「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」。戦国武将・明智光秀の娘で、有力大名・細川忠興の妻である細川ガラシャの辞世の句だ。辞職願提出後の記者会見でそのことを問われると、「とっさに出てきたものだ。素晴らしい辞世の句で、昔から行動規範として持っている」と説明した。 平成21年7月に就任し、現在4期目の川勝。任期は来年7月まで残っていたが、今月に入り事態は急展開した。引き金となったのは、今月1日に県の新規採用
元将兵たちの「戦友会」に若い世代が増加?きっかけは(2020年9月11日 映像センター 早川きよカメラマン ) 先の大戦に参加した元将兵などでつくる「戦友会」は、慰霊や戦争の記憶を後世に伝える活動を続けてきました。高齢化で会員数が減少するなかで、インターネットを活用した継続的な情報発信で若い世代の会員が増えている戦友会があります。
陸上自衛隊第32普通科連隊の8日の投稿。当初の投稿から「大東亜戦争最大の激戦地」などの表現が削除された 先の大戦、大東亜戦争(太平洋戦争)の終戦から79年経(た)つ今でも朝日新聞は「大東亜戦争」を言葉狩りの対象にした。自由な表現の封じ込めで、恥ずべき振る舞いである。 陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が5日投稿した公式X(旧ツイッター)に「大東亜戦争」の表現があった。 朝日は8日、投稿をめぐり「政府は太平洋戦争を指す言葉として、この呼称を公式文書では用いていない」「戦後、占領軍の命令で『大東亜戦争』の呼称は禁止された」と報じた。同連隊は誤解を招いたとして、投稿から「大東亜戦争」を削除した。自由の国日本で、言葉狩りによって表現の変更が強いられてしまったのは残念だ。 5日の連隊の投稿は、隊員が「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島において開催された日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式」に参加した報
座席のヘッドレストのシーツを交換する濵野雅隆さん。折り返すまでのわずかな時間で車内を整備する=大阪市淀川区のJR新大阪駅(渡辺恭晃撮影) 新大阪駅の20番ホームに滑り込んできた鹿児島中央発の「さくら」。折り返しで再び、九州へ向かうまでの時間は24分間。このわずかな時間内で座席やトイレ、ごみ箱などを整備するのがJR東海のグループ会社「関西新幹線サービック」(大阪市淀川区)のスタッフだ。 プロの技術光るまさに時間との闘い。新大阪駅の折り返し列車を担当する新大阪第二事業所チーフスタッフの濵野雅隆さん(40)は、すべての乗客の降車が確認されると、きびきびとした動作でデッキに入った。整備終了までの時間は18分だ。 新大阪駅20番線で列車を出迎える。安全確認も忘れない (渡辺恭晃撮影)最初にごみ箱を片付けると、車内へ。座席に残されたごみを取り除き、20列ある座席の方向を転換していく。ここまでで約5分。
小学校の遠足中に1年生だった女児(8)が茶の購入を希望したのに、教諭が認めなかったため帰宅後に熱中症で救急搬送されたとして、女児と両親が、学校を運営する大阪府八尾市に計220万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁で係属中だ。争点は学校側が「安全配慮義務」を怠ったか否か。学校側は女児の要望を聞き入れなかったことを認める一方、熱中症を疑うような状況はなかったと主張し、真っ向から対立している。 徒歩移動2時間超遠足があったのは令和4年5月末。八尾市内の緑地公園まで電車も使って往復し、公園で約2時間半を過ごす行程で、往復時の徒歩での移動時間は、休憩も含め計2時間超に上った。帰宅後に高熱を出していることに母親が気づき、搬送先の病院で熱中症と診断された。 2月下旬の第1回口頭弁論で学校側は請求棄却を求めたが、次の事実関係には双方争いがない。 女児の体力面に不安があった母親が遠足前日、水筒の茶がなくなれば
木原稔防衛相は9日の記者会見で、陸上自衛隊の部隊が公式X(旧ツイッター)で3月末に日米合同慰霊式が執り行われた硫黄島(東京都小笠原村)を「大東亜戦争最大の激戦地」と表記したことについて、「硫黄島が激戦の地であった状況を表現するため、当時の呼称を用いた」と説明した。ただ「大東亜戦争」の表記は問題視される形で報じられ、同隊は削除した。木原氏は「現在一般に政府として公式文書で使用していないことを踏まえ、修正した」と述べるにとどめた。 問題視するメディア陸自第32普通科連隊(さいたま市)は5日、Xで3月30日に執り行われた日米合同慰霊式に同隊隊員が「旗衛隊」として参加したことを報告。「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島において開催された日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加しました」と書き込んだ。 その後、「大東亜戦争」の表記は「政府は公式文書では用いていない」「戦後、占領軍の命令で『大東亜戦争』は禁
県の新規採用職員への訓示内容が「差別的だ」という批判を浴び、静岡県の川勝平太知事が10日にも辞職届を提出する方針だ。川勝知事はこれまで、リニア中央新幹線静岡工区の工事着工に立ちはだかってきただけに、辞任を受け情勢の好転を期待する声が上がった。後任を決める知事選には、元総務省官僚で同県の副知事を務めた大村慎一氏が出馬を表明したほか、前浜松市長の鈴木康友氏も出馬に前向きだという。しかし、情勢は不透明で流動的だ。 川勝知事退場でも早期着工は不可能リニア問題については「石の一つが取り除かれた」(原勉・飯田商工会議所会頭)と期待を寄せる声もある。しかし、先行きに懸念を示す意見が大勢だ。 その背景には、大きく3つの理由がある。 リニア中央新幹線の作業用トンネルの掘削現場=令和3年5月、山梨県早川町1つは調査や工事期間などの短縮が難しいという点だ。3月29日に開かれた国土交通省の第三者委員会で、JR東海
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