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2024年5月14日のブックマーク (7件)

  • 海自艦の空撮動画「世界にさらされなめられた」国民民主・榛葉氏の批判に与野党「そうだ」

    国民民主党の榛葉賀津也幹事長は14日の参院外交防衛委員会で、海上自衛隊の護衛艦「いずも」をドローン(無人機)で空撮したとする動画が中国の動画投稿サイトなどで拡散した問題を巡って、防衛省側の対応について「動画が世界にさらされ、はっきり言ってなめられた。当に格好悪い」と苦言を呈した。榛葉氏は対応について重ねて追及したが、防衛省側は「事柄の性質上、控えたい」と苦しい答弁に終始した。 確認に1カ月「かかりすぎ」いずもを空撮したドローン動画は3月下旬に中国の投稿サイト「bilibili(ビリビリ)」で公開された一方、防衛省が「実際に撮影された可能性が高い」とする分析結果を公表したのは今月9日だった。 榛葉氏は「さすがに1カ月はかかりすぎだ。丁寧も大事だが迅速にやらないと。これだけ技術が発達した先進国・日で1カ月とは…危機管理が試されている」とあきれた様子で語った。 木原稔防衛相は「各機関がさまざ

    海自艦の空撮動画「世界にさらされなめられた」国民民主・榛葉氏の批判に与野党「そうだ」
  • つばさの党・根本良輔氏「安倍氏へのヤジが合法で俺らが違法なわけがない」 選挙妨害疑い

    4月28日に投開票された衆院東京15区補欠選挙に出馬した政治団体「つばさの党」幹事長の根良輔氏が13日、警視庁に公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで同団体部などを家宅捜索されたことについて、X(旧ツイッター)で「候補者以外の安倍(晋三氏)へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない」と書き込み、自身の行為を正当化した。 札幌高裁は令和5年6月、元年7月参院選で札幌市の街頭で応援演説中の安倍氏にやじを飛ばして北海道警に排除された女性を巡って、排除は憲法に保障された「表現の自由」の侵害に当たると判断し、道に女性への賠償を命じた1審判決を維持した。 根氏はXに「北海道のヤジも、俺らがやったヤジも全く同じ」と指摘。「なぜならヤジの定義が曖昧だから。音量がデカかろうがなんだろうが定義が曖昧な以上、ヤジであると一くくりにされる。だから警察は、小池(百合子都知事)に圧力かけられて警告を

    つばさの党・根本良輔氏「安倍氏へのヤジが合法で俺らが違法なわけがない」 選挙妨害疑い
  • ドラマの中だけのことではない「分断と寛容」 令和社会学

    SNSによる可視化も分断が生じる要因の一つとされる今年1~3月期のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」には久々にハマった。ハラスメント(嫌がらせ)があふれていた昭和とコンプライアンス(法令遵守)重視の令和をタイムスリップで行き交いながら、その時代への違和感を提示する。毎回見ながら、「結局、どうしたらいいんだろう」と考えていたら、最終回で提示された。「寛容になりましょう」と。 寛容-。確かに現代は「不寛容の時代」とされる。不適切な発言をすればSNSでたたかれるし、自分の意見と違う人は容赦なく敵と見なす。反応が怖くて言いたいこと、思っていることをのみ込んでいる人も少なくないだろう。 言いたいから、思ったからといって罵詈雑言を並べていいわけではない。どんな時代でも共通認識で、当然だ。しかし、何かに統制されているかのように、おっかなびっくり、万人に受け入れられる言葉と行動を探すのはつらい。

    ドラマの中だけのことではない「分断と寛容」 令和社会学
  • カカオ豆が急騰、チョコが「高嶺の花」になる? 土地収奪、異常気象…不作で争奪戦に

    ガーナ西部で違法な金採掘業者にカカオ農園を破壊され、現状を訴える所有者の女性=2月26日(ロイター=共同)チョコレートの原料となるカカオ豆の価格が急騰している。世界の生産量の3分の2を占めてきた西アフリカのコートジボワールとガーナで土地収奪や異常気象、病害により収穫が激減し、先物価格は一時1年で4倍の水準に。世界中で争奪戦が起き、日の菓子メーカーからは「定番商品が〝高級品〟となり、手軽にべられなくなる日が来るかもしれない」と懸念の声が上がっている。 先物価格は一時1年で4倍「きのこの山」「たけのこの里」「ポッキー」「チョコボール」。大手製菓各社のこうした人気商品は、今年だけでも既に輸送費や包装資材の上昇などさまざまな要因で値上げや内容量減に踏み切っている。カカオ豆の高騰がさらなる追い打ちとなりかねない。

    カカオ豆が急騰、チョコが「高嶺の花」になる? 土地収奪、異常気象…不作で争奪戦に
  • <正論>歴史の転換点迎えた輸出管理  明星大学教授・細川昌彦

    細川昌彦「大きな転換点を迎えている」 冷戦終結後、輸出管理の国際枠組みが対共産圏輸出統制委員会(ココム)から現在の枠組みに移行して約30年。米中対立の安全保障環境への不適合が生じている中で先月、こう明言した中間報告を政府は公表した。私自身、30年前に現在の枠組みづくりに携わった経験から、欄で「『新秩序の輸出管理』へ大変革を」(昨年12月6日付)と提言した。それと軌を一にするものだ。 しかしメディアの報道を見るとそうした質への理解が十分でないようだ。単に表面的に「規制強化」としかとらえていない。稿ではその質を明らかにしたい。

    <正論>歴史の転換点迎えた輸出管理  明星大学教授・細川昌彦
  • <主張>裁判員裁判15年 公判前手続きを改善せよ 社説

    都内で開かれたシンポジウムで裁判員制度について語る村山浩昭弁護士(左から2人目)ら=11日、東京都千代田区(滝口亜希撮影) 刑事事件で被告の起訴後、裁判開始の遅延が目立つ。公判前整理手続きが長期化しているためだ。 「起訴後の事件滞留」といわれるこの事態は、関係者の記憶を曖昧にするなど真相解明を阻害し、裁判員裁判に負担を強いる。裁判所、検察、弁護側の法曹三者は改善しなければいけない。 平成17年に始まった公判前整理手続きは裁判迅速化が目的だ。起訴後、初公判前に法曹三者が速やかに協議して争点を明確にし、公判日程を決める。争点が整理されることで、審理が迅速に進むと期待された。 裁判員裁判の対象事件には同手続きが義務付けられた。争点整理で公判期間を圧縮し、裁判員の負担を軽減するためだ。 だが公判前整理手続きそのものが長期化し、初公判期日が設定できない事件が目立つ。最高裁の集計では、平成21年の裁判

    <主張>裁判員裁判15年 公判前手続きを改善せよ 社説
  • 病室でがっつり即席麺食べがん闘病 昭和患者から令和患者に 病と生きる フリーアナウンサー・笠井信輔さん④

    ③120時間連続の抗がん剤治療「耐え抜こう」 局アナ時代にも医療取材を重ねてきたが、がん患者となってみると、視点が変わり、新たな気づきがたくさんあった。フリーアナウンサーの笠井信輔さん(61)はそんな風に語ります。医師と患者の関係、患者としての闘病も、「令和」スタイルに進化しているといいます。 ◇ 退院後、がんのシンポジウムやがんの専門家の先生への取材が増えて、そのたびに新たな知見を得ました。すると患者としての自分のダメな部分と、良かった部分がわかったんです。 ダメだった部分は、「昭和生まれ・昭和感覚の患者」だったこと。令和時代によい医療を受けるには、感覚を変えないといけない。ひと言でいうと、「男は我慢、女は遠慮、我慢は美徳」という昭和的な価値観は、患者としてはダメなのです。 平成の間、医療現場では医師が患者や家族に医療情報を十分に説明し、理解や納得を得ながら治療を進める「インフォームドコ

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