コンパクト五輪の行方は(9月9日) 2020年オリンピック・パラリンピックの招致が決まったのは、去年の9月7日。 日本時間では8日の早朝でした。 あれから1年。 この間、大会に向けたさまざまな準備が始まっています。 6年後に向け、今、何が動き出し、どのような課題が見えてきたのか。 1回目は、競技会場の見直しについて、首都圏放送センターの田中清高記者が解説します。 コスト問題 東京都は選手に負担をかけないよう、主要な競技会場を中央区の選手村から半径8キロ圏内に集中させる「コンパクト五輪」を掲げていました。 東京都はこのうち10の施設を整備することになっていて、当初、見積もった費用は1538億円でした。 しかし、ことし3月の試算では、資材の高騰などから3倍を超えるおよそ5000億円に上ることが分かりました。 競技施設整備計画の見直し このため東京都などは、既存の施設の活用も含めた
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