教団と政治家の関係については中途半端なまま 事件後、統一教会の悪質さは十分社会へ伝わった。このまま教団への解散命令請求がなされ、数年がかりで裁判所が宗教法人の解散命令を出せば教団にとってかなりのダメージとなるだろう。それはこれからの被害発生を間違いなく抑制するものとなる。 一方、事件発生から連日報じられていた教団と政治家の関係については中途半端なまま幕引きが図られ、メディア報道もほとんどストップしている。 この状況を山上徹也被告は想定していただろうか。 私は山上が描いていたであろう“絵”を最小から最大までの振れ幅を想定した上で追ってみようと思い、この本を書き進めてきた。 様々な可能性が考えられた。思いつくまま書きだしてみる。まずは決めつけをせず先入観を極力排除した上で見ていこう(文中一部敬称略)。 山上徹也はシナリオ通りの行動をとっていた? ・「義憤に駆られた緊急措置」説 自分と同じような
![統一教会を破壊するには安倍元首相を狙うしかなかった…山上徹也がツイッターで事前に予告していたこと 安倍元首相を「逆恨み」したわけではない](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df1007719e9c34e448c6d4d1986bb6cbf9feff3a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F1%2F1200wm%2Fimg_c102c24aabf1b58cbaac03404949ed161013668.jpg)