アメリカ南部オクラホマ州のファストフードチェーン「マクドナルド」では、新型コロナウイルスの感染対策として、店内での飲食を禁止しています。こうした中、店内で飲食した客の女に対して、やめるよう注意した店員が、銃で撃たれる事件がありました。 オクラホマ州では、外出制限の措置の緩和を進めていますが、事件があった店では、店内での飲食を禁止する措置を続けていて、警察によりますと、容疑者が店内で飲食したため、店員がやめるよう注意したところ、容疑者が店を出たあと銃を持って戻り、発砲したということです。 マクドナルドの広報は「店員は公衆衛生を守ろうとしていた。これは凶悪な犯罪だ」とコメントしています。 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染対策をめぐる事件が相次いでいて、中西部ミシガン州の小売店では、先週、客にマスクをつけるよう注意した警備員の男性が、客の家族に銃で撃たれて死亡する事件が起きています。