原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が3日、福島第一原発事故の発生後、初めて福島県の佐藤雄平知事に面会し、「県民におわびする」と謝罪した。 面会は非公開で10分ほどだった。県によると、佐藤知事は「(保安院など)東京の感覚が、とても遠く感じる」と指摘したという。 寺坂院長は面会後、記者団から保安院の責任について問われ、「原発が全電源を長時間失った場合の対応が十分でなかったことは率直に反省し、今後の対応に生かさなければならない」と述べた。(高山裕喜)
原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が3日、福島第一原発事故の発生後、初めて福島県の佐藤雄平知事に面会し、「県民におわびする」と謝罪した。 面会は非公開で10分ほどだった。県によると、佐藤知事は「(保安院など)東京の感覚が、とても遠く感じる」と指摘したという。 寺坂院長は面会後、記者団から保安院の責任について問われ、「原発が全電源を長時間失った場合の対応が十分でなかったことは率直に反省し、今後の対応に生かさなければならない」と述べた。(高山裕喜)
原子力安全・保安院(げんしりょくあんぜん・ほあんいん、英語: Nuclear and Industrial Safety Agency、略称:NISA)は、かつて存在した日本の官公庁のひとつで、原子力その他のエネルギーに係る安全及び産業保安の確保を図るための機関[2]であり、経済産業省の外局である資源エネルギー庁の特別の機関であった。 2012年(平成24年)9月19日に廃止され、環境省の外局である原子力規制委員会へ移行した[3]。また同院の産業保安各課は、経済産業省商務情報政策局(商務流通保安グループ→産業保安グループ)に移管された。 東京都千代田区霞が関の本院の下、地方機関として、全国の所要の地に産業保安監督部、原子力保安検査官事務所などが置かれていた。 経済産業省の一機関であり、法令上の位置付けは「資源エネルギー庁の特別の機関」とされた。2001年(平成13年)1月6日、中央省庁再編
記事一覧 保安院、もんじゅ立ち入り検査 緊急時の電源など確認へ (2011年4月25日午後8時02分) もんじゅの消火水槽から使用済み燃料プールへの水補給を想定した訓練を視察する森下統括管理官(右)ら=25日、福井県敦賀市白木 経済産業省原子力安全・保安院は25日、東京電力福島第1原発事故を受けて電力事業者が実施している緊急安全対策を確認するため、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と日本原電敦賀原発に立ち入り検査を始めた。緊急時の電源確保や原子炉の冷却設備などを、26日まで確認する。 同省は全国の9電力事業者に、電源確保など6項目の安全対策の実施状況の報告を求めた。原子力機構は20日、原電は22日に報告した。 もんじゅでの検査で保安院の森下泰・地域原子力安全統括管理官は「想定を超える地震や津波でもナトリウム漏れ対策が機能するか検査する」と述べた。検査官4人は
福島第1原発:事故レベル7に引き上げ (9時07分) 福島第1原発:4号機で火災、間もなく消火 (9時06分) 地震:千葉県で震度5弱=午前8時8分 (8時13分) 地震:長野県で震度5弱=午前7時26分 (7時36分) 地震:土砂崩れの死者3人に…いわき、11日の震度6弱 (7時16分) 東日本大震災:東北新幹線・那須塩原-福島間の運転再開 (7時05分) 東日本大震災:派生断層が津波増幅か…境界面と同時ずれ (2時34分) 東日本大震災:コンクリ地盤など提唱…復興会議の河田委員 (2時33分) 東日本大震災:被災金融機関に公的資金一斉投入…政府検討 (2時32分) 福島第1原発:政府、レベル7検討…最も深刻 (1時22分) 福島第1原発:地元支持の声紹介…エネ庁広報誌事故後発行 (0時54分) 福島第1原発:浪江の累積放射線量14ミリシーベルト超す (0時46分)
福島第1原発事故で海への汚染水放出が続いていることについて、福島県漁業協同組合連合会は6日までに、経済産業省原子力安全・保安院に対し海水の安全性についての詳細な説明を求めた。 県漁連幹部は「本当に大丈夫なのであれば(保安院は)きちんと説明して地元漁師の不安を解消してほしい」と訴えた。 県漁連は、汚染水放出で福島県産の魚に風評被害が広がることを懸念しており、放出が始まった4日には、東京電力に抗議文を送った。7日に緊急対策会議を開く。 漁業関係者によると、県産の魚は原発事故前に水揚げされたものでも売れなくなっているという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く