福島第1原発事故で海への汚染水放出が続いていることについて、福島県漁業協同組合連合会は6日までに、経済産業省原子力安全・保安院に対し海水の安全性についての詳細な説明を求めた。 県漁連幹部は「本当に大丈夫なのであれば(保安院は)きちんと説明して地元漁師の不安を解消してほしい」と訴えた。 県漁連は、汚染水放出で福島県産の魚に風評被害が広がることを懸念しており、放出が始まった4日には、東京電力に抗議文を送った。7日に緊急対策会議を開く。 漁業関係者によると、県産の魚は原発事故前に水揚げされたものでも売れなくなっているという。