新世田谷中央署は14日、東京都内で相次いでいた連続ひったくり事件の容疑者として指名手配していた自称無職の男(48)を窃盗の疑いで逮捕した。目撃した女の子(1)の似顔絵を見た住民からの110番通報で居場所が判明した。 逮捕容疑は3月27日午後3時17分ごろ、世田谷区内の路上で1歳の娘を連れて散歩中だった女性に後ろからオートバイで近づき、追い抜きざまに現金20万円の入ったリュックサックとウエストポーチをひったくった疑い。 新世田谷中央署では、ひったくり犯の顔を見た被害女性の娘が描いた似顔絵を元にポスターを製作。容疑者には目と口と頭髪があるほか、顔の輪郭が曖昧になっているのが特徴で、今月から都内各地に掲出し、広く情報提供を呼びかけていた。 14日午後、「似顔絵とそっくりの男が隣の部屋に住んでいる」というマンション住民からの通報があり、署員が男に任意の事情聴取を行ったところ、事件への関与を認めたた