名古屋市は11日、名古屋大学(名古屋市昭和区)の20歳代の男子学生が麻疹(ましん)(はしか)に感染したと発表した。 感染ルートは不明という。 愛知県内の今年のはしか患者は、沖縄帰りの男性から広がったとみられる人を中心に計26人になった。 市によると、この学生は3日に発熱し、5日に発疹が出て医療機関を受診。8日に感染していることが判明した。ワクチンは3回接種していたという。学生は1、2、5の各日、勉強やアルバイトで大学の中央図書館を利用していたほか、市営地下鉄や、石川県との往復で新幹線や特急に乗っていた。
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