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ブックマーク / fm7.hatenablog.com (5)

  • 完全な『人工脳』を作るために欠けているものとはなにか? - アレ待チろまん

    2013-08-29 完全な『人工脳』を作るために欠けているものはなにか? 科学 これがNature論文で作られたmini-brain A.血管です iPS細胞から"ヒトの脳組織を”作り出すことに成功*1、と言うニュースが大変話題になっていますが、専門家の岡野先生にも指摘されてる点が読み飛ばされて、あたかも『完全な』人工脳の作成に成功したと曲解されかねないと懸念したので簡単に補足文を書きました。 iPS細胞の研究に詳しい慶應義塾大学の岡野栄之教授は、「血管がないなど、脳を完全に再現したわけではないが、複雑なヒトの脳を解明していくうえで大きな一歩だ」と話しています。 血管は脳機能に大事栄養や酸素を運び、老廃物や二酸化炭素の排出場所になるのが血液。よく「脳の活動をfMRIで見る」って言うけど、あれは神経の活動を見ているのではなくて、血流の増加を見てると言うのは有名なお話。神経が活動するのに

    little_elephant
    little_elephant 2013/08/30
    「脳の細胞を作る」よりはずっと進んでるけど、「脳を作る」まではまだまだ遠い、ってところでしょうか。幾種類の細胞が集まって組織ができても、それだけじゃダメで、その組織が更に構造を作らなきゃいけないと。
  • 科学から離れてしまった元院生のために最近面白かった論文を俺チョイスしておく - アレ待チろまん

    2013-07-19 科学から離れてしまった元院生のために最近面白かった論文を俺チョイスしておく 科学 論文を読みたいときに読めなくなってしまったなんて、就職してしまった方々はかわいそうに・・・。そんな方々のために、blogで解説する気力と一般的インパクトはないけど自分が面白いと思った論文まとめておきます。twitterとかで見たことなさそうな奴を中心に。 1.螺旋状小胞体の発見 Stacked Endoplasmic Reticulum Sheets Are Connected by Helicoidal Membrane Motifs (Cell, 2013) なにこれヤバイ。もうgraphical abstract見ただけで胸が踊る。 2.発生期に長いfilopodiaの中をSHHが走る Specialized filopodia direct long-range transp

  • インターネットからニセ科学を減らすたった一つの簡単な方法 - アレ待チろまん

    2013-06-07 インターネットからニセ科学を減らすたった一つの簡単な方法 科学 エッセイ ブログ インターネットを見ているとニセ科学を正しく感じ、世間で言われていることは全て陰謀のように感じてしまいます。それは何故でしょうか?答えは簡単、正しい意見よりも間違った意見を目にする頻度が圧倒的に多いからです。 正しい科学情報がネット上には少なすぎるサイエンスコミュニケーターである佐藤健太郎さんがブログ記事で良いことを言っていました。「酵素」という言葉で検索しても、まともに生化学的な意味での酵素について解説したページは、上位30位までに2~3件に過ぎません。 要するに、業者の発信する情報に、正確な知識が押し流されてしまっている状態です。ではどうしたら良いか。「○○のサイトにもう書いてあったことだから、自分はもういいか」ではなく、同じようなことを書くことにも意義があります。「どこかにもこう

    little_elephant
    little_elephant 2013/06/07
    ネットで情報が無料化されたのに、日経サイエンスとかNewtonとかは高すぎるって、昔は思ってた。情報を買ってるんじゃなくて、情報の信頼性を買ってるって思うと、すごく安く思える。専攻外の科学の真偽判定は難しい。
  • 『電気泳動で脳を透明化する技術』が凄い!Natureに出た衝撃の論文に世界中の科学者が沸く - アレ待チろまん

    2013-04-11 『電気泳動で脳を透明化する技術』が凄い!Natureに出た衝撃の論文に世界中の科学者が沸く 科学 2013年4月11日のNature誌に発表された画期的な論文を見て世界中の研究者が驚いています。 Structural and molecular interrogation of intact biological systems (Nature, 2013) 丸ごとの脳を透明化出来たと言うこの研究内容、いったいなにが凄いのでしょうか。簡単にご説明致します。 透明化した脳で見れる神経回路の美しさ! 「脳って白くてピンクで、透明化しても意味有るの?」と思われるかもしれません。近年の研究によって脳内の神経細胞に色を付ける技術が飛躍的に進みました。この論文では一部の神経細胞にGFPが発現した脳を透明化しています。まずは以下の動画をご覧下さい。脳内に存在する精緻な神経回路の

  • 理系男子のための恋愛化学反応論 - アレ待チろまん

    2013-03-30 理系男子のための恋愛化学反応論 ネタ エッセイ 科学 以前恋煩いをしていた時、人生の師から恋愛とは何であるかを化学反応に絡めて説かれたことがありました。 非常に感銘を受けた当時の議論を思い返し、恋愛化学反応論として文章にまとめたいと思います。 恋愛は化学反応だ! 化学反応はその反応を取り巻く様々な要因 (温度、濃度、圧力、光、触媒、表面積etc...) によって反応の速度や成否が影響されます。 効率的に反応を起こすためには、これらの要因を分析し適切な条件を設定して実験することが重要です。 恋愛反応に影響する内的・外的要因 化学反応の一種として考えられている恋愛反応は以下に代表される要因に影響を受けることが知られています。 お熱 (温度) 多くの恋愛人が対象に夢中になるほど告白までにかかる時間が短くなる。 ただし熱を上げた結果として精神の崩壊、友人

    little_elephant
    little_elephant 2013/03/30
    自然の成り行きで反応しちゃうと、自由(自由エネルギー)が減少するんですよね。
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