次世代ゲーム機に関する情報は春先あたりでひと段落したものの,まだまだ公開されている情報は少ない。遅ればせながら技術情報をまとめるとしても不確かな点が多くきちっとした記事を書きにくい。そこで軽い対談をベースに現状の情報と考察をまとめるという企画を行うことにした。 今回は4Gamer編集部で技術周りの担当編集者であり,GamesIndustry.biz Japan Editionの編集を担当しているauekiと,2020年末に発売される予定の次世代ゲーム機,PlayStation 5(以下PS5)とXbox Series X(以下XSX)について,現在公開されている情報についてしゃべり合うというオンラインミーティングを実施した。 8月下旬時点で出ている情報(とその後の補足情報)を整理しつつ,筆者とaueki氏の双方からの視点の考察などをまとめてみたのが今回の記事になる。 基本,会話ベースで進行
その他 今回、取り上げなかった方法も沢山あります。皆さんの予想どおりかと思いますが、紹介しなかった方法の方が、紹介したものよりずっと多いのです。紹介しなかった方法については、いくつか簡単に説明し、参考サイトを紹介しますので、さらに学びたい場合はそちらを確認してください。 取り上げなかった主要な概念の1つに、 分岐先を予測する方法 が挙げられます。これは、無条件分岐(必ず分岐が成立するため、方向の予測が不要な分岐)にも行う必要がある点に注意してください。なぜなら、 (いくつかの)無条件分岐は分岐先が分からない からです。 分岐先予測はコストが高くなるため、初期のCPU は”常に分岐は不成立だと予測する”という概念を用いていました。なぜなら、分岐が不成立だと予測すれば、分岐先は不要だからです。”分岐は不成立”と常に予測する方式は精度が落ちますが、それでも全く予測しないよりマシです。 干渉低減方
中国で生産されているハードウェアに悪意あるチップが取り付けられておりAppleやAmazonが被害にあっているとする報道があり、真偽について議論がある。 これに関連して、Hacker Newsで興味深いコメントが寄せられていた。 I have worked in card payment industry. We would be getting products from China ... | Hacker News 俺はカード支払い業界で働いている。中国から送られてくる製品にクレジットカード情報を送信する装置が取り付けられていることがある。これは国家による攻撃ではない。装置は生産ラインの途中で取り付けられている。大抵は賄賂を受け取った従業員によるものだ。装置が組み立てられた後は、改造防止の機能が動くので、改造を検知させずに装置を分解するのは不可能だ。 この問題が発覚してから、我々は製
Seagateは、次世代高密度技術「HAMR」(熱アシスト磁気記録)を採用する容量16TBのエンタープライズ向け3.5インチHDD「Exos 16TB」の開発に成功したことを発表した。 今回作成された試作機は、既存のドライブと完全互換性を備えており、別途ソフトウェアやハードウェアのアップデートをすることなく利用可能。また社内テストでは、データ転送速度や製品寿命、信頼性など20以上の項目で、既存ドライブを上回る性能を発揮したという。 なおSeagateでは、引き続きHDDの大容量化を進め、2020年には20TBを超えるモデルを目指す予定とのこと。 文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹 Seagate Technology: http://www.seagate.com/
NVIDIAが規約変更によりGeForceのデータセンター利用を制限。大学などの研究活動にも大ブレーキ - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) また清水亮がポエムを書いている。困るんだよね、名前の同じ人間にそういうことをされると私まで詩人だと思われてしまう。 nVidiaは確かに邪悪で不自由で存在自体が人道上の罪にあたる極悪企業であり、かのLinuxカーネルの最高開発者であるブリリアント・アッスホールの称号も名高いリーナス・トーバルズにも中指を突き立てられてFから始まるとてもここで書くことができないほどの醜悪極まりない侮辱の四文字言葉で罵られたほどの救いようのない時勢の読めない烏合の衆ではあるが、まさか自らの飯の種であるデータセンターへの利用を禁止するほどの寓話に出てくる金の卵を生む鶏を割くほどの阿呆ではないだろう。どれどれ、この私が直々にソースとやらを検証し
「PlayStation 4 Pro」分解レポート。「ソニーが今後もPS4の性能向上を続けていく可能性」に期待できるハードウェア設計だ ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 2016年11月10日,PlayStation 4(以下,PS4)シリーズの最新モデルとなる「PlayStation 4 Pro」(型番:CUH-7000BB01,以下 PS4 Pro)がソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下,SIE)から発売となった。既存のPS4と100%の互換性を確保しつつ,採用するカスタムAPUの性能を大幅に引き上げ,4K解像度出力に対応したというのが最大の特徴……というのは,あらためて説明するまでもないだろう。 4Gamerでは発売と同時に何台か確保し,そのうち1台をさっそく分解してみたので,内部構造をレポートしてみたい。 入手したPS4 Pro(CUH-7000BB01)。価
西川善司の3DGE:ここまで分かった,「PS4 Pro向けゲーム」と「HDR対応PS4ゲーム」のアーキテクチャ ライター:西川善司 PlayStation Theaterの試遊コーナー 小さく,安価になった新型「PlayStation 4」(以下,PS4)と,高性能版にあたる「PlayStation 4 Pro」(以下,PS4 Pro)が発表となったのはすでにお伝えしているとおりだ。 会場となった米ニューヨークのPlayStation Theaterでは,Sucker Punch Productionsの「inFAMOUS First Light」,Guerrilla Gamesの「Horizon Zero Dawn」,Naughty Dogの「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」(以下,Uncharted 4),Insomniac Gamesの「スパイダーマン」(仮称),SIE Ben
The Polaris Dawn crew is back on Earth after a historic mission
Google Chromebook Pixel Chromebook Pixelのハードウェアがなかなか興味深い。私はChrome OSは使いたいとは思わないが、このラップトップは使ってみたい。 まず、ディスプレイが239PPIの2560x1700となっている。CPUはi5で、GPUはi5内蔵のHD4000なので、GNU/Linux環境では自由なグラフィックドライバーを使える。SSDの容量だけが少なすぎるが。 また、BIOSが自由なソフトウェアであるCorebootなのもすばらしい。 また、GoogleはChromebookのLinuxサポートにも積極的に貢献している。Corebootに力を入れている理由は、起動速度だ。結局、LinuxカーネルはBIOSを信用せず、使うBIOSの機能は代替の聞かない最小限に止め、ハードウェアの初期化や操作は全て自前で行う。とすれば、ブート時にBIOSによる
ファミコンの詳しい話 2013年7月追記 ファミコンの特徴は当時としては美しい画像にありました。 ここに書いてあることは画像に関しては不足が多すぎたので、別ページに改めて解説を書きました。 80年代の画面表示技術(下の記事を読むための基本情報) ファミコンの画面について 以下の内容、書いたのが非常に古く、その当時は十分な情報を集めるのが難しかったこともあり、誤りが多々あります。 PCで見ると一番下に読んでくださった方からのツッコミがいろいろ表示されます。併せてお読みください。 (暇になったら本文修正せねば、と思ったまま長らく放置しています…申し訳ありません。) 詳しい、といったところで、自分で使ってわかったこと/うわさで知ったことが中心で、さらに時間がたって忘れていることも多くあります。間違いがあるかもしれません。 ここから先は、ちょっとディープな人にしか読めないかも。 CPU6502 フ
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