記事のコメント欄で「ブログでは取り上げない」と申し上げたが、スマン、ありゃウソだった。 実は釣った瞬間から試してみようと思っていたことがあったのだが、うまく行くかわからず、公表を控えていたのだ。 それは「熟成サメの刺身」だ。 サメはアンモニア臭がする方が美味い!?広島県から山口県の山間部にかけて、サメが好んで食べられることはよく知られている。 当地では「わに」と呼ばれており、わに料理は名物のひとつだそうだ。 サメをはじめとした軟骨魚類は、体液の浸透圧の調整に体内の尿素を利用しており、死ぬとこれがアンモニアに代わるため、鮮度が落ちると食べられないとされている。 しかしアンモニアのおかげで細菌類の発生が抑えられ、腐敗のスピードは遅くなる。 このため、冷蔵技術の発達していない時代には、山間部で食べられる唯一の海の幸だったこともあり、その名残が「わに料理」なのだ。 そのほか、世界で2番目に臭いこと