中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は最近、核実験実施の可能性が高い北朝鮮に対して「中国は我慢できなくなった」と連日の批判記事を掲載している。 同紙は13日に掲載した社説において、「現在北朝鮮政権の情勢は荒波の真っ只中にいる。北朝鮮は新たな核実験に踏み切れば、米国が武力行使をする可能性がいっそう高くなる。その際、平壌(ピョンヤン)政権が生き残れるかどうかはわからない」と主張した。 また、「北京(中国当局)は平壌が核兵器開発を続けるのに対して我慢できなくなった。米中両国は多くの共通認識に達した」とし、核開発などを停止し、または完全に非核化することは「平壌にとって最良の選択だ」と指摘した。 環球日報は10日にも『北朝鮮、次のシリアになるか』、12日には『北朝鮮核問題で最後の勝負迫る、平壌やめなさい』との社説をそれぞれ掲載。記事では、北朝鮮が挑発行為を続ければ、米韓両軍が平壌に対する軍事攻撃
北朝鮮金正恩政権が近日、核実験の実施に踏み切るとの観測が高まっている。中国当局は、米国と北朝鮮との軍事衝突に備えて、このほど、朝鮮半島海域に約20隻の潜水艦を派遣した。 台湾メディア「中央社」(13日付)によると、香港人権団体の中国人権民主運動情報センターは、中国人民解放軍当局は、半島での有事に備えて、北海艦隊と東海艦隊からそれぞれ10隻ずつの潜水艦を半島付近海域に配置したと発表した。39型潜水艦1隻が、すでに日本海付近海域で確認されたという。 同報道によると、もし米軍と北朝鮮軍が軍事衝突が起きれば、米軍は最初に、韓国と日本に脅威となる北朝鮮の唯一の新浦級潜水艦を攻撃する。昨年7月、同潜水艦は水中から「北極星1号」(潜水艦発射弾道ミサイル、SLBM)1発を発射した。 しかし、軍事専門家は中央社に対して、人民解放軍の潜水艦派遣の可能性が低いとの見解を示した。匿名希望の専門家は、中国の海軍は有
アメリカ製の弾道弾迎撃ミサイル『THAAD(サード)』を韓国に配備計画を発表してから中国人観光客が減っている問題について、韓国メディアによると中国政府が韓国への旅行を規制し旅行そのものを禁止する措置を講じていると報じています。 Business Newsline韓国は北朝鮮が発射する弾道ミサイルを迎撃するためTHAADという高性能の迎撃ミサイル及びレーダーを配備する計画を数年前から発表しています。しかし、このレーダーが北朝鮮だけではなく中国の一部地域も探知範囲に入ってしまうという問題から中国が強く反発しています。 一方、現時点ではTHAADは配備されておらず稼働もしていないのですが、中国はTHAAD配備の対抗措置として国内の韓国ドラマの放送の取りやめや、観光といった分野でも明らかに不自然な行動(参考)や観光客数の減少が続いていました。 この観光客減少について韓国の観光業界では中国政府が旅行
日本の国家安全保障会議(NSC)は、朝鮮半島の有事には韓国に滞在する約6万人の邦人を避難させる方法を協議した。政府関係者が匿名でロイター通信に明かした。 北朝鮮当局は、第6次核実験を実施する可能性があるとの見通しの中で、米国が原子力空母が率いる艦隊が朝鮮半島に接近することを非難している。 韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は14日、実験の実施される日は15日の金日成の誕生日や25日の85周年建軍節などではないかと述べた。 日本は民間の船舶や飛行機のほか、韓国政府が合意すれば、避難を支援するために軍用機や軍艦を使用できる。 伝えられるところによると、日本NSCは13日の会合で、有事の際に北朝鮮からのスパイや当局関係者が難民にまぎれて流入することについて、どのように対処するかを議論したとされる。 アサド政権が化学兵器を使用したとの疑いが強まる中、米海軍は先週、シリアの飛行場をトーマホーク・ミサ
ロンドン(CNNMoney) 中国国際航空が北京と北朝鮮の平壌を結ぶ便の運航を17日から停止することが分かった。中国国営メディアが伝えた。 中国国際航空はCNNの取材に、売り上げ低迷のため一時的に運航を停止する措置を取ると言及。「乗客の需要に基づきこの路線の運航スケジュールを調整するつもりだ」と述べた。 ただ、今回の運航停止措置は、朝鮮半島での緊張が高まる中で講じられるものだ。核兵器や弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮は、開発への取り組みを抑制するよう求めるトランプ米政権からの一層の圧力に直面している。 中国国際航空が公表している時刻表によると、同社は北京・平壌間の往復便を週3便運航していた。ただ、この数カ月は運航便数が減少していた。 今回の運航停止により、北朝鮮と外の世界を結ぶ主要な経路のひとつが断たれる可能性もある。他には北朝鮮の国営航空会社、高麗航空が平壌と中国の北京や瀋陽を結ぶ定期便
北朝鮮が核実験やミサイル発射を行えば、武力行使も辞さないとの姿勢を示した米トランプ政権はこのほど、米海軍特殊作戦部隊「Seal Team 6(シール・チーム6)」(以下、チーム6)を韓国に配置した。米国の対北朝鮮金正恩政権への圧力をより一層強めたとみられる。 チーム6は別名、海軍特殊戦開発グループと呼ばれており、2011年5月、国際テロ組織「アルカーイダ」指導者のウサーマ・ビン・ラディン殺害作戦にも参加する等、米海軍特殊作戦部隊(Navy SEALs)の中でも最精鋭のチームだ。 韓国メディア「中央日報」によると、チーム6は現在米韓両軍が行っている合同軍事演習に参加している。また、同部隊は有事の際、金正恩労働党委員長などの指導部を除去し、大量破壊兵器(WMD)を破壊する訓練も実施しているという。 同報道では米国の「陸、海、空軍と特殊部隊」の約1万7000人の兵士が合同軍事演習に参加したとして
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