ドーハ(CNNMoney) サウジアラビアやバーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)などがカタールに対し、テロを支援しているとの理由から断交を表明した件で、同国カタール航空のアクバ・アル・バクル最高経営責任者(CEO)は13日までにCNNMoneyの取材に応じ、米国が湾岸諸国の対立をあおっていると非難した。 同CEOはカタールの首都ドーハで行われたインタビューで、外交関係や交通路を遮断することで生じたカタールに対する「違法な」封鎖について、米国が解決に向けた最善の策を講じるべきだと訴えた。 トランプ米大統領は先ごろ、一部の湾岸諸国によるカタールとの断交をテロ活動への資金援助の停止につながるとして支持する考えを表明した。ただ米閣僚からは、カタールをめぐる各国の対立が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」掃討の作戦に悪影響を及ぼすとの見方が出ている。 カタール航空のアル・