中国の地域間における貧富の差が、依然として突出している。米ブルームバーグはこのほど、上海市と北京市の住民は、スイス国民と同じ豊かな生活を送っている一方、他地域の生活水準は、途上国であるグアテマラに近いと報道した。 同報道は、中国31省の経済状況を比較している。なかでも、東北部、沿岸部と中央部はそれぞれの経済力が大きく開いているという。 域内総生産(GDP)では、購買力調整後の1人当たりGDPは昨年、北京と上海は5万3000ドル(約588万円)を上回り、スイスと米国に匹敵する。 中国当局が、首都である北京市と国内金融センターの上海市に対して、さまざまな支援政策を実施してきたことが、両市の堅調な経済力を支えた。過去20年間、中国各地の一般的な労働力や高度な知識や技術力を持つ人材の多くも両都市に流れ、雇用されている。 一方、昨年の貴州省、雲南省、甘粛省の1人当たりのGDPは1万ドル(約111万円
ロンドン(CNNMoney) ドイツ第2の都市ハンブルクが欧州で初めて、大気汚染の改善を目指して主要道へのディーゼル車の乗り入れを禁止すると発表した。 同市によると、市内の主要道で5月31日から、古いディーゼル車やトラックの走行を禁止する。もう1本の主要道もいずれ走行禁止の対象とする。 ドイツでは自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が2015年、ディーゼルエンジンの排ガス検査で不正を行っていたことを認め、国民から都市部の大気汚染改善を求める声が強まっていた。しかし同国で強い政治力をもつ自動車業界は一律禁止に反対している。 ドイツの大都市では、欧州連合(EU)の基準値を超す大気汚染が頻繁に発生している。2月には最高裁が、ディーゼル車の禁止を認める判決を言い渡した。 ハンブルクは100本あまりの標識を設置して新規制を周知させ、迂回(うかい)路を案内する。 欧州自動車製造協会の統計によると、ドイ
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