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2019年6月27日のブックマーク (1件)

  • 「液体のり」で造血幹細胞を増幅、東京大学などが成功

    東京大学の山崎聡特任准教授らの研究チームは、スタンフォード大学、理化学研究所と共同で、液体のりの主成分ポリビニルアルコールを用いて、安価に細胞老化を抑制した造血幹細胞の増幅を実現した。幹細胞分野の基礎研究や幹細胞治療のコスト削減に多大な貢献が期待される。 研究チームは、マウスの造血幹細胞を用いた研究から、細胞培養でウシ血清成分や精製アルブミン(血清中60%を占めるタンパク質)、さらには組み換えアルブミンが造血幹細胞の安定的な未分化性を阻害することを突き止めた。しかし、アルブミンのようなタンパク質を培養液に加えないと、造血幹細胞の細胞分裂が誘導できないことが問題だった。 今回、研究チームは液体のりの主成分であるポリビニルアルコール(PVA)が、高価な血清成分やアルブミンの代わりになり、しかも血清成分やアルブミンと異なり造血幹細胞の未分化性を維持したまま数ヶ月培養できることを明らかにした。造血

    「液体のり」で造血幹細胞を増幅、東京大学などが成功
    ltzz
    ltzz 2019/06/27