ソンミ村虐殺事件(ソンミむら ぎゃくさつじけん、ベトナム語: Thảm sát Mỹ Lai、英語: The Mỹ Lai massacre〈ミライ大虐殺〉)は、ベトナム戦争中の1968年3月16日、アメリカ軍兵士がクアンガイ省ソンティン県ソンミ村ミライ部落[1](現:クアンガイ市ティンケー社、広義市静渓社[2])で非武装のベトナム人住民を虐殺した事件。 ソンミの虐殺はベトナム反戦運動のシンボルとなり、また国外でも大きな批判の声が起こって、アメリカ軍が支持を失うきっかけとなった。 1968年3月16日に、南ベトナムに展開するアメリカ陸軍のうち第23歩兵師団第11軽歩兵旅団・バーカー機動部隊隷下、第20歩兵連隊第1大隊C中隊(機動部隊には他に第1歩兵連隊第3大隊所属のA中隊と第3歩兵連隊第4大隊所属のB中隊、そして砲兵部隊があった)のウィリアム・カリー中尉率いる第1小隊が、南ベトナム・クアン