(CNN) 日本の防衛省は19日までに、同国北東部の津軽海峡をロシア海軍の4隻が通過したと発表した。ウクライナへの部隊や戦闘車両の輸送を担っていた可能性があるとした。 同省はツイッターの公式アカウントで、「防衛省は関連の状況を監視し、ロシア軍の動向を高度の警戒態勢を持って注視し続ける」とした。同海峡の航行は14~15日で、海峡を横切ったロシア海軍艦船の写真も公開した。 津軽海峡は日本海と太平洋を結ぶ。英国防省は最近、ウクライナに侵攻したロシア軍が人的損失が続いている事態を受け、同国全土から増強部隊を呼び集めている状況にあるとの最新の諜報(ちょうほう)内容を公表していた。 遠方の東部軍管区、太平洋艦隊やアルメニアからの戦力を招集しての再配置にも踏み切っているとも指摘していた。 防衛省が公表した写真では、戦闘車両などを積んでいるとみられるアリゲーター級やロプチャー級の揚陸艦が確認された。
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