MIPS上で動作するOpenSSLには、BN_mod_exp()で誤った結果を生成する可能性があります。 MIPSプラットフォーム上で動作する以下のバージョンのOpenSSL OpenSSL 1.0.2 OpenSSL 1.1.1 OpenSSL 3.0.0 OpenSSL 1.1.0はサポートが終了しているため、本脆弱性の評価を実施していないとのことです。 OpenSSL Projectより、OpenSSL Security Advisory [28 January 2022] が公開されました。 深刻度 - 中(Severity: Moderate) MIPS32およびMIPS64の二乗計算における桁上がり処理に問題があり、OpenSSLで利用される楕円曲線暗号アルゴリズムが影響を受けます。(CVE-2021-4160) RSAおよびDSAに対する攻撃は非常に難しく、攻撃発生の確率は高