喫煙が健康にとって害悪なのは、よく知られている。しかし驚くべきことに、喫煙と同じくらい健康によくないことがあるという。それは……肉やチーズを摂りすぎること。 「マジかよ! 肉好きなんだけど!」という人は多いだろう。実は食べる量を考えないと、命に関わるというのだ。そんな研究者の主張が、今海外で注目を集めているぞ。 世界中の肉好きを絶望させる検証結果を発表したのは、南カリフォルニア大学のバルター・ロンゴ教授らから成る調査チーム。彼らが、50歳以上のアメリカ人約6400人を対象にして、食事と健康との関連性をリサーチしたのだ。その結果……。 ・死亡リスクが2倍に 50〜65歳で肉やチーズを多く摂っている人は、同年代のそうでない人に比べて、死亡するリスクが2倍になることが判明。それだけではない。ガンによる死亡率も4倍に! このリスクの高さは、喫煙に匹敵するらしい。 なぜ、肉やチーズでそんな結果になる