聖地と、女王と4人の夫~A Tribute to (※)Isabelle Ⅰ~ 聖地を巡る戦乱の時代。運命に翻弄され、生涯に4人の夫を持つことになった女王の、史実を元にした物語です。 津籠睦月
JUGEMテーマ:恋愛小説 ・史実を元にした歴史短編小説「聖地と、女王と4人の夫」全3話の中編です。 ・他の話はコチラ→「聖地と、女王と4人の夫(前編)/(後編)」 (下部にある「カテゴリー別・小説一覧」からも他ページに跳べます。※他の小説も混じった「もくじ」になっています。) 聖地を巡る戦乱の続く中、国を率いる者には、軍才のあるカリスマが相応しい。 姉と、その娘たちが相次いで亡くなり、私に王位が巡ってきた時、1人目の夫はもはや「王位に相応しい」とは見なされなくなっていた。 2人目の夫は、国の重要な港湾都市を、少人数で守りきった“英雄”だった。 私より26も年上の彼には、その時、既に妻があった。私も勿論、1人目の夫と婚姻を結んでいた。 だが周囲は、彼と私、それぞれが既に結んでいた婚姻を“無効”としてでも、この結婚を成立させ、2人目の夫を王位に就けようとしたのだ。 私には、とても承諾できない
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