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ハウツーと執筆に関するm25moriのブックマーク (14)

  • 書けないモノを書けるようになるための「習作」|津籠睦月

    物書きの皆さん、苦手なジャンルや苦手な描写、苦手な執筆過程ってありませんか? 自分の「得意」なモノだけで小説を書けるなら、こんなにラクなことは無いのですが… それ「だけ」では、いずれ限界が来ます。 創作活動をただ「やる」だけでなく「続けていく」ためには、どうしてもどこかで「苦手を克服する」ことが必要になってくるのです。 ■新しい「何か」にチャレンジするなら、それが「習作」「習作」と言っても定義はいろいろあると思うのですが… 自分の場合「新しい“何か”に挑戦しているなら、それはもう“習作”」だと思っています。 「新しい」とは、「自分にとっての」新しさです。 新しいジャンルを書けるようになるためには、そのジャンルに挑んでみるしかありません。 新しいスキルを獲得したいなら、そのスキルに挑んでみるしかありません。 たとえ世間的には既に目新しさのないジャンル・スキルだったとしても、自分にとって未知の

    書けないモノを書けるようになるための「習作」|津籠睦月
  • ネット小説の作り方。 歴史小説・時代小説の書き方

    まず先に書いておくと、歴史小説とは「もっぱら過去の時代の“様相”を描こうとする小説」、時代小説とは「単に過去の時代を“背景”とする小説」と辞書等では定義されています。 微妙に分かりづらいですが、要するに歴史小説と時代小説の違いは「歴史を“テーマ”として扱った小説か」「“設定として”過去の時代を“舞台”に選んだというだけの小説か」ということになるのかと思います。 ただ、どちらにせよ過去の時代を扱う以上、そこには歴史資料のリサーチ、時代考証という、共通の“課題”が存在しています。 なので、今回はそんな資料調べ・時代考証を中心に歴史/時代系の小説を書く上で自分が感じたことを語っていきたいと思います。 まずは自分のリサーチ・スキルを把握する歴史小説にするのか、時代小説にするのか、あるいはフィクションをふんだんに盛り込んだ「歴史/時代ファンタジー」にするのか…それは、まず自分の“資料調べ”に関する“

  • ネット小説の作り方。 セルフ校閲のススメ2

    「セルフ校閲の仕方」の「まとめ」第2弾です。 <第1弾はコチラ→セルフ校閲のススメ1/3> (第1弾でも書きましたが、これはあくまで管理人の個人的なやり方をまとめたものです。もっと良い方法が他にもあるかも知れませんし、人によっては合わないこともあるかも知れません。そのあたりをご理解の上、参考程度にご覧ください。) 類語の「ニュアンス違い」に注意世の中には「よく似た意味」を持つ「類語」がたくさんあります。 しかし「似て」はいても、「○○の場合には使えるけど、××の場合には使えない」という、微妙な「ニュアンスの違い」があるモノもあるのです。 たとえば「頭蓋骨」と「されこうべ(しゃれこうべ)」。 一見どちらも「(人間の)頭部の骨」ですよね。 ですが「されこうべ」は、頭蓋骨は頭蓋骨でも「風雨に晒されて白くなった頭蓋骨」という、微妙に異なるニュアンスを持っているのです。 つまり、例えば医療モノで開頭

  • ネット小説の作り方。 セルフ校閲のススメ1

    校閲とは、言葉の使い方が合っているかどうか、記述に誤りがないかをチェックする作業です。 出版社などには専門の校閲さんがいて、出版前に原稿をチェックしてくれるものですが…アマチュアの物書きに、そんなサポートはありません。 なので自分の場合、Web小説をUPする前に、自分自身でざっと文章を校閲します(時間に余裕の無い時は、あまりできませんが…)。 いわば「セルフ校閲」です。 こういった「文章の正しさ」は、気づく読者は気づくでしょうが、気づかない読者は全く気づかないでしょうから「そんな事にこだわるなんて時間の無駄」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。 しかし、自分の書いた文章をチェックして、言葉や物事の「正しい知識」をアップデートしていくことは、自分自身の知識・知能を高めます。 (たぶん、スキルどころの話でなく、気で「知能」が鍛えられます。) そして、そうして高められた能力が、次の創作に

  • ネット小説の作り方。 計画性が無い人向けの執筆スケジュール管理術

    「昔から計画を立てるのが苦手」「夏休みの宿題を上手くこなすことができず、終わり間際にいつもあわてていた」という方、小説を書くにあたっても何だかダラダラと時間をかけてしまい、思うようなスピードで上がらない…ということがありませんか? 今回はそういう方向けの執筆スケジュールの管理方法をまとめていきたいと思います。 小説執筆スケジュールということで書いていますが、応用次第では小説以外のスケジュール管理にも使えるかと思います。 それとこれはあくまで「小説を書く意欲はあるけど上手くスケジューリングできない人」向けであって「小説を書く意欲がなかなか湧かなくて書けなくなってしまった人」向けの対策ではありませんので、あしからず。 以下はあくまで個人の意見であり、人によりベストなやり方は違ってくると思いますので、参考程度にご覧ください。 1.新しいスケジュール帳を1冊用意するまず最初に、新しいスケジュール帳

  • ストーリーをムダ無く「スピーディー」に展開させる練習をしてみた|津籠睦月

    プロの作家さんの作品であっても、レビューや感想で不平や不満を書き込まれていることはあります。 そんな「不評」の中で、特に気になっていたのが「展開の遅さ」に対する意見でした。 ストーリー進行が遅い、無駄に引き延ばされている、話が全く進んでいないetc…。 物語がなかなか先へ進まず「遅い」展開は、読者にとってストレスなのだな…というのを、そんなレビューの数々から反面教師のように「学んで」いました。 また以前、映画を無断でダイジェスト化し、短くまとめた「ファスト映画」が問題となり、気になっていたのですが…時間の無い現代人には「とにかく速く、ストーリー(内容)だけを知りたい」という方が増えているのかも知れません。 そこで「じゃあ試しに、恐ろしいまでにサクサク進むスピード展開の小説を書いてみたらどうだろう?」と思いました。 無駄な描写やシーンを極力省き、物語を「凝縮」させたなら、どんな小説が出来上が

    ストーリーをムダ無く「スピーディー」に展開させる練習をしてみた|津籠睦月
  • 58-3-1:最強の執筆スランプ予防法|津籠睦月

    数年前に「あること」を始めて以来、筆が完全に止まるほどの「深刻なスランプ」に陥らなくなりました。 最初は、特にスランプ予防にと思って始めたことではなかったのですが… 気づけばスランプ予防のみならず、執筆の効率化・スピードアップにも役立っています。 それが何かと言うと…ズバリ「自分の小説の書き方を文字にしてまとめる」ということなのですが… 「“自分が”どうやって小説を書いているかなんて、今さら文章化しなくても、分かりきってるじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。 しかし人間、意外と「無意識のうちに」様々なことを行っていて、その「無意識」が上手くいかなくなった時に「あれ?なんか、いつもと違う…」「何か上手く書けない…」とスランプに陥ったりするものなのです。 「野球のバッティングフォームがいつの間にか崩れていて打率が下がる」…というのと似ているかも知れません。 それまで意識もせず

    58-3-1:最強の執筆スランプ予防法|津籠睦月
  • 編集者が考える「原稿のレベルを上げるためにできること」【ポプラ社小説新人賞への道】|ポプラ社一般書通信

    こんにちは。 「ポプラ社小説新人賞への道」もいよいよ終盤。 今回は、知りたい人が一番多いであろうポイント…… 「どうやったら原稿の質があげられるか」についてです。 小説を書きあげたけど、そこからどうしたらいいのか分からない。 どうやったら「うまい小説」「面白い小説」にレベルアップするのか。 というか、小説ってどうやったら良くなるの? そんな悩みを抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。 小説に正解はありません。 なので、「こうすれば絶対に良くなります!」という答えは、ある意味でありません。 しかし、個人の努力の範囲で、確実に小説をブラッシュアップしていける術はあります。 わたしたち編集者は、いろんな著者の原稿づくりをサポートし、一番近い場所からその過程をみてきました。 優れた書き手がどうやって小説に向き合っているか。様々な事例を思い浮かべつつ、その経験をもとに「編集者が考える原稿の

    編集者が考える「原稿のレベルを上げるためにできること」【ポプラ社小説新人賞への道】|ポプラ社一般書通信
  • ネット小説の作り方。 創作ノート(小説ネタ帳)の作り方

    小説を書き始める前の“準備”として、創作ノート(ネタ帳、アイディアノート)を作っている方は多いと思います。 実際自分も作っていますが、今回はそんな創作ノートの作り方をまとめていきたいと思います。 あくまで独自の創作ノート制作法ですので、人によっては「他の方法の方がやりやすい」ということがあるかと思います。 参考程度にご覧ください。 創作ノートにもいろいろある自分の場合、創作ノートを何種類かに分けて書いています。 具体的に言うと「資料ノート」「設定ノート」「落書きノート」「小説断片ノート」です。 (それぞれの詳しい内容は下に書いておきます。) 実際には、全部ノートを分けて書いているわけでもなく、時々ごちゃ混ぜになっていたりしますが…。 あと、自分の場合、学校の授業で余ったノートのページを創作ノートとして使っている場合が多いです。 なので「前から後ろに」ではなく、「一番後ろのページから前へ」書

  • 章の終わりに「ヒキ」を作るのが好き(ヒキは何気に執筆維持にも役立つ)|津籠睦月

    子どもの頃、週刊マンガ雑誌などを読んでいて「こんな所で『続きは来週』ってなるのか!」「この後どうなるのか気になるー!」となったこと、ありませんか? 自分もそんな風に「続きが気になる終わり方」「先の読めない展開」にワクワクドキドキした記憶があります。 なので、自分の小説でもつい、章(話)の終わりを「そこで終わるのか!」という所で切りがちです。 いわゆる「ヒキ」を作るのが好きなんです。 最初はただ単に個人的趣味でやっていた「ヒキのある終わり方」ですが… 書いているうちに、気づいたことがあります。 それは、「ヒキのある終わり方」は「作者のモチベーション」にもつながる、ということです。 「この先の展開、気になる!」ということは、作者的にも「この先に、書いて楽しい展開が待っている」ということです。 小説の中には、書いていて楽しいシーン・燃えるシーンもあれば、そうでもないシーン・むしろ書くのが苦しいシ

    章の終わりに「ヒキ」を作るのが好き(ヒキは何気に執筆維持にも役立つ)|津籠睦月
  • 「習作」は基本、「縛り」をかけて書く。|津籠睦月

    小説執筆スキルをUPさせるため、習作や実験的な作品を書くことがよくあるのですが… その場合、必ずと言って良いほど「目標」を作ります。 たとえば「純恋結晶(略)」や「青春断片(略)」などのSSシリーズは、元々「SS(短い小説)を書けるようになる」ことを目標に始めたシリーズなので「10分以内で読める」という「ボリュームの制限」を設けています。 (読書の速さは個人差があると思いますが、だいたい各投稿サイトさんで出している読書時間目安が「10分以内」になるよう設定しています。) 何らかの「目標」を設定して小説を書き上げることで、たとえば「SSを書くスキル」「歴史小説を書くスキル」という風に、ひとつずつ小説執筆に関わるスキルを獲得していくわけですが… 「目標→達成」と考えると、堅苦しく、つまらなくなってしまうので、自分は基ゲームの縛りプレイ」だと思って取り組んでいます。 わざと「制限」をかけて難

    「習作」は基本、「縛り」をかけて書く。|津籠睦月
  • 文字カウントができない時の、文章量の目安のつけ方|津籠睦月

    小説を書く上で「〇文字以内に収めたい」「〇分くらいで読める話にしたい」という時があると思います。 投稿小説サイトにオンライン(リアルタイム)で執筆しているなら、「下書き保存」するたびに文字数を確認できたりしますが… PCのテキストエディタ(Windowsのメモ帳など)で下書きしていたり、アナログなノート(紙のノート)に手書きで執筆している場合は、自分が今、何文字書いているのかサッパリ分かりません。 そんな時、どうしたら良いのか… 個人的に小説ボリュームの「目安」にしているものがあります。 まず、PCのテキストエディタで下書きしている場合…保存した際のファイルサイズ(何KBか)で、だいたいの目安をつけています。 とは言え、「最初」は何KBでどれくらいか、全く見当もつかないのですが… まずは、1作でも小説を投稿し、それが何KBで何文字になったかをチェックしておきます。 そして次からは、「前回は

    文字カウントができない時の、文章量の目安のつけ方|津籠睦月
  • 「世界観設定」をゼロから作る(資料の使い方がポイント)|津籠睦月

    「企画から1つの作品を作り上げてみよう」ということで始めた和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」。 その「世界観」を作るためにまず行ったのは、資料のリサーチでした。 世界観の設定を作るためには、ある程度の知識が必要です。 (「どの程度」必要なのかは、書く小説のオリジナリティーの程度によりますが…。) 以前の記事で書いた通り、「花咲く…」の舞台(となる時代)は「古代」なので、まずは「古代日」について… <関連記事:時には「企画」から1つの作品を作り上げてみる> そして、ファンタジー要素を入れるため、「日神話」について、文献を読み漁りました。 どんな文献を読んだのか、その一部は「参考文献リスト」という形で自作サイトの方にも載せています↓。 <関連ページ(外部サイト):和風ファンタジーの参考文献リスト> その「資料リサーチ」の過程で大切にしたのが「楽しんで学ぶ」ということです。 「文

    「世界観設定」をゼロから作る(資料の使い方がポイント)|津籠睦月
  • こんなこと考えながら小説書いてます~我流小説執筆法~|もくじ|津籠睦月

    小説を書く上で、何に気をつけて書いているか、どんな工夫をしているか、何を目標としているかetc…執筆活動の記録です。 アンダーラインの引かれている項目をクリックしていただくと、各記事にジャンプします。 ■オリジナル小説全般について。ありふれた設定ほど、小説として書くのは難しい 没作品の設定を別の小説で「リサイクル」する 読書離れの時代なので、短編&SSの技術を磨いておきたい 文字カウントができない時の、文章量の目安のつけ方 得意や苦手を決めつけず、多様なジャンルに挑んでみる 脳内コンペを勝ち抜いたアイディアだけ、小説化しています。 作者にとって最高傑作でも、読者にとってそうだとは限らない。だが… 「習作」は基、「縛り」をかけて書く。 作品アピールが苦手なら「打率の高い」小説を書くべし 「企画からの創作」ができれば、トレンドや戦略に対応できる ネタや企画からの小説でも、完成度とモチベは上げ

    こんなこと考えながら小説書いてます~我流小説執筆法~|もくじ|津籠睦月
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