特に「一人称」では差が激しいのですが… 自分は小説の文体を、1つ1つ変えています(短編を含めると、かなりの作品数になりますので、中にはカブっているものもあるとは思いますが)。 …というより、そもそも準備段階で「この小説に最も合った文体は、どんなものだろう?」「この小説の内容を最もよく表現できるのは、どんな書き方なのだろう?」と、そこから考え始めます。 文章には、様々なスタイルがあります。 一人称に三人称、「です・ます調」に「だ・である調」、過去の話なのか・現在の話なのかetc… それぞれにメリットとデメリットがあり、表現できるものが違ってきます。 また、詳細に描写するのか・サラッと流すのか、重厚な描写にするのか・軽妙な描写にするのか…それによって、小説の「雰囲気」がガラッと変わってきたりもします。 なので、書き始める前にまず「この小説はどういうイメージで仕上げたいのか」「そのイメージに近づ