というのは、過去記事で書いてきましたが… それを踏まえて、結局「理想のレビューとは何なのか?」――自分の中には、ぼんやりとした1つの答えがあります。 ■自分の知らない「独自視点」ほど面白く役立つものはない実を言うと自分は「まだ読んだことのない本」の感想・レビューより、「既に読んだことのある本」の感想・レビューを読む方が好きです。 …と言うより、他の方の「考察」を読むのが好きなのです。 ネットというのは「集合知」の世界です。 1人1人の知識は限られていても、そこには必ず「他の人間が知らない」ようなディープでマニアックな知識を持つ人間が存在します。 あるいは「他の人間では気づけない」ような鋭く尖とがった視点を持つ人間が存在します。 そんな「レアな知識や視点」を持つ人の、「自分では辿たどり着けなかった考察」を知るのが楽しいのです。 読むだけでも「こんな事実があったのか!」「こんな見方があったのか
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