英紙「デイリー・メール」の10日付報道によると、一部の欧米の女性が信念や刺激を求めて、過激派組織「イスラム国」に参加したものの、興奮感や新鮮感が消えた後、このような生活には飽きてしまい後悔している。だが結婚や妊娠を迫られたり組織の規律に束縛されたりして故郷に帰れない。 17歳のサムラ・カシノビックさんと15歳のサビナ・サイモビックさんはオーストリアのウィーンで生まれ育ち、2014年4月にシリアに渡航し、「イスラム国」に参加し、同組織のイメージキャラクターとなって、現地の生活を誇示する写真をソーシャルサイトに常に投稿していた。 オーストリアの警察によると、2人はすでに過激派組織の兵士と結婚して妊娠中だという。オーストリアメディアは国家安全当局の情報筋の話を引用し、2人はシリア北部都市のラッカに住んでおり、家族と連絡を取り、家に戻りたい意思を伝えたと報じた。 (続きは次ページ)