歴史認識の変更を求めた日本政府に、従軍慰安婦問題は国際社会が史実の存在を確認済みとの回答 マーティン・ファクラー / ニューヨークタイムズ 10月16日 日本政府は20年前に作成された第二次世界大戦中、日本軍の売春宿で強制的に使役された韓国その他日本が占領していた地域の女性たちに関する報告書について、その記述の一部を削除するよう求めましたが、報告書の作成担当者はこれを拒否しました。 10月16日、日本政府のスポークスマンが明らかにしました。 日本国内では『従軍慰安婦』という婉曲的表現が使われていますが、国際的な歴史認識においてはこれらの女性たちは日本兵に対し売春行為を強要されたという評価が概ね確立しています。 それでもなお今回日本政府がこうした要求を行う事を決めた背景には、安倍政権の下で活発に愛国主義を鼓吹する保守勢力の意向があるものと見られています。 日本政府の今回の発表は安倍政権の有力