シロナガスクジラを絶滅から救うためには、ミンククジラを間引かなくてはならない──そんな言説が、日本ではまことしやかに出回っています。確かに、地球上最大の動物にして、絶滅に瀕する野生動物の象徴とされるシロナガスクジラは、捕鯨産業による乱獲がたたって個体数が激減し、捕獲禁止後半世紀たってもなかなか回復の兆しが見えません。いったい、捕鯨によって絶滅に瀕したシロナガスクジラを、捕鯨によって助けることができるのでしょうか? この仮説のもとになっているのは、1960年代~80年代にかけて提唱されたオキアミ余剰仮説──18世紀から20世紀にかけての大型ヒゲクジラ類とミナミオットセイの乱獲により、それらの動物が餌にしていたオキアミに余剰が生じた──という主張です。ただし、クジラではなくペンギンの個体数増加を説明する根拠として用いられていました。当時はまだ商業捕鯨が続いている最中で、ミンククジラの生息状況に
NAGASAKI, NAGASAKI-KEN, JAPAN - 2010/07/15: Established in 1955 near the hypocenter of the explosion, Peace Park commemorates the victims of the atomic bombing of Nagasaki. At the park's north end is the 10 meter tall Peace Statue created by sculptor Seibou Kitamura of Nagasaki Prefecture. The statue's right hand points to the threat of nuclear weapons while the extended left hand symbolizes etern
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックは、総費用がいくらかかるのか。一二年ロンドン大会では、開催五年前に公的資金が一兆五千八百億円(一ポンド=一七〇円で計算)と公表された。東京大会は四年後に迫るが公的資金分は公表されず、民間分を合わせた総費用も分からない。足りない場合、税金の追加投入が決まっている。 (五輪施設取材班) 「三兆円ぐらいかかるつもりで準備するが、半分にする努力をする」。舛添要一都知事は二日、東京大会にかかる経費の総額について、本紙のインタビューにこう述べた。根拠は「ロンドン大会の経費を念頭に置いた」「テロ対策にお金がかかる」などとした。 経費には、主に公的資金で賄われる会場・インフラ整備費と、民間資金で賄われる大会運営費がある。大会組織委員会の森喜朗会長は昨年七月、「全体の計画で当初の三倍ぐらい」かかり「最終的に二兆円を超すかもしれない」と発言。当初は整備費に四千三百億円、運営
小池百合子の都知事就任につづいて、悪夢のような人事が決定した。明日3日に行われる内閣改造で、稲田朋美・現自民党政調会長の防衛相起用が確実となった件だ。 稲田氏といえば、本サイトでも繰り返しお伝えしているように、自民党きっての極右議員。しかも、“命を捨てて国を守れ”と繰り返し口にしてきた人物だ。 「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る。そして自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!」(講演会での発言) 「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(「WiLL」2006年9月号/ワック) 「祖国のために命を捧げても、尊敬も感謝もされない国にモラルもないし、安全保障もあるわけがない。そんな国をこれから誰が命を懸けて守るんですか」(「致知」2012年7月号/致知出版社)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く