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ブックマーク / www.yabelab.net (37)

  • 被害者裁判参加制度 - 元検弁護士のつぶやき

    被害者参加制度 「2次被害の恐れ」と反対運動(ヤフーニュース 3月8日9時57分配信 毎日新聞 キャッシュ) 被害者裁判参加制度(あるいは単に被害者参加制度)については気になっていました。 感覚的にはあまり賛成できないと思っていたのですが、被害者側からも反対意見が出てきたようです。 「酔うぞの遠めがね」でも触れられており、同ブログが引用している山下幸夫弁護士の「法と常識の狭間で考えよう」によくまとまったエントリがあります。 この制度は、「全国犯罪被害者の会」という被害者団体の強い働きかけによって法制化が進められているようですが、「全国犯罪被害者の会」の皆さんは、どうも自分たちにとって都合のよい、という語弊がありますが、自分たちの期待する法廷の状況だけをイメージして法制化を働きかけ、法制審議会などは法廷の現場がどのようになるか的確なシミュレーションを行わずに(または行えずに)採用すべきと考え

  • 何故、橋下弁護士批判なのか。 - 元検弁護士のつぶやき

    maangie
    maangie 2015/02/27
    安田好弘。「弁護人抜き法案」。※「絞首刑では死体から臓器を提供できず、臓器を提供したいという自己決定権を奪う態様の執行方法である現行死刑は違憲」
  • 飯野奈津子解説委員の時論公論について - 元検弁護士のつぶやき

  • 橋下ブログを読んだ懲戒請求者の皆さんへ - 元検弁護士のつぶやき

  • 医療崩壊を加速させる産経の見出し - 元検弁護士のつぶやき

  • 精神科病院に対する訴訟 - 元検弁護士のつぶやき

    2005年12月、高松市香川町の駐車場で高知市の会社役員矢野真木人さん=当時(28)=が刺殺された事件で、殺人罪などで服役中の男性受刑者(39)の両親が、受刑者が事件を起こしたのは、当時入院していた高松市内の精神科病院が外出禁止など必要な措置を取らなかったためとして、運営する医療法人と主治医に慰謝料2000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、高松地裁(吉田肇裁判長)であった。 この訴訟はパンドラの箱を開けてしまうかも知れないな、と思いました。 単に、医療側に対する影響だけにとどまらない問題をはらんでいます。 裁判所は重い問題を突きつけられたと思われますが、そういう自覚のある裁判官たちであってほしいと思います。 なお、入院患者は現在受刑者つまり有罪判決を受けていますので、刑事裁判では犯行当時心神喪失ではなかったと認定されていることがわかります。 つまり、自ら善悪を判断してその判

  • 真っ白無罪みたい - 元検弁護士のつぶやき

    富山県警氷見署が2002年に婦女暴行事件などで逮捕し、実刑判決を受けて服役した富山県の男性(当時34歳)が無実だったことが19日わかった。 別の婦女暴行事件などで富山地裁高岡支部で公判中の松江市西川津町、無職大津英一被告(51)が犯行を自供したもので、氷見署は同日、大津被告を婦女暴行などの容疑で再逮捕した。 氷見署は同年(注記2002年)4月15日、当時、氷見市でタクシー運転手をしていた男性を婦女暴行未遂容疑で逮捕し、男性は富山地裁高岡支部で懲役3年の実刑判決を受け、確定した。県警は同日、男性の親族に事情を説明するとともに、謝罪の意を伝えた。 無実男性は控訴せずに確定してたんですね。 もっと詳しく報道してほしいですが、無実男性が未遂で実刑判決を受けていることからすると、これ以上報道するとプライバシー上の問題があるかも知れません。 見込み捜査というか思い込み捜査の可能性は強く感じますが。 追

  • 「ミス」覆した病院に遺族ら怒りの会見 - 元検弁護士のつぶやき

    こじれちゃいましたね。 医者というのは、薬やメスの使い方の専門家だと思いますが、やっぱり言葉を使う専門家ではないんだな、という感を深くします。 より根的には、リスクマネージメントの基がわかってないので、場当たり的な発言をしてしまうところが問題なように思われます。 リニューアル前のこのブログには、「医師が言う『ミス』とはこういう意味だ」、という医師のコメントがたくさん書き込まれていたように思いますが、それが医師以外、特に患者や遺族にはどういう意味に聞こえるかということをもっと考える必要があるのではないでしょうか? もっとも、「ミス」「ミス」と書いているのはこの産経の報道であって、説明にあたった病院側担当者が実際にどのような表現を使ったのかについては未確認ですが、いずれにしても、遺族側が「病院側は前言を翻した。」と思っていることが問題です。

  • 毎日新聞記者の医療報道に関する認識 - 元検弁護士のつぶやき

    「急患受け入れ拒否」が報道されると、医療界の一部から「医療崩壊を助長する」といったメディア批判が必ず出る。それは筋違いだと思う。誰かに強引に責任を押しつけるような報道は慎むべきだが、報道がなければ関係者は危機感を共有できず、再発防止策も立てられないからだ。また、医療を受ける側に、地域の産科を守る自覚と配慮を促すためにも、現状を積極的に知らせる必要がある。 > 「急患受け入れ拒否」が報道されると、医療界の一部から「医療崩壊を助長する」といったメディア批判が必ず出る。 この部分は、意図的なごまかしでしょうね。 メディア批判が出るのは、「急患受け入れ拒否」が報道されるからではない。 その報道の論調が、誰かに強引に責任を押しつけるような報道だからだ。 きちんとした取材も分析もせずに、医師または病院の責任を問う報道だったから批判が出たのだ、という認識はこの記者にないのだろうか? ないのなら意図的とは

  • 元検弁護士のつぶやき: 「有罪率99%」は謎か異常か?

    はてブをさまよってましたら、池田信夫blogというブログで「「有罪率99%」の謎」という記事が書かれているのを見つけました。 全くそのとおり、と思うところもそうでないところもありますので、元下っ端検事の目でちょこっとコメントしてみます。 (「99%有罪は、非合法黙認の温床」404 Blog Not Foundに対する反論も追記しました。) 最初に統計数字の意味をきちんと解説しておられますが、そのあたりはとても大事なことだと思います。 この違いの原因は、大陸法と英米法の違いにある。英米法では陪審員がおり、彼らは職業裁判官に比べて無罪の評決を出す確率が高く、検察官にとって予測がむずかしい。 英米法系の実務に詳しくありませんが、たぶんそうだろうな、と思います。 日でも裁判員制度が施行された後の数字の変化が興味深いです。 これに対して、日では裁判官と検察官の間に有罪となるかどうかについてのコン

    maangie
    maangie 2008/11/14
    「伝聞ではありますが、「検事が起訴したんだから有罪じゃないの。」と口にした裁判官があるやに聞いています。(←こういう裁判官は早く辞めたほうがいいです)」
  • 医師の収入 - 元検弁護士のつぶやき

    記事の下に医師アルバイトのAdがあるのが笑えた。 さて、ここまで勤務医の収入が低いのは保健医療制度の限界があるからでしょう。 病院全体の収入を上げるには保険点数を上げるしかない。 その負担は保険料アップか自己負担割合アップか税金か。 どれも難しいでしょう。でもやるしかない。 ここまで医療費のなかで生活習慣病関連の割合が増えると、 不健康な生活習慣に課税するしかないですかね。 例えばタバコとか、酒とか、。。。 国民を半強制的に健康にすることで医療費を抑える。 まあ、無理でしょう。 でも医師が退職というストライキにでたらどうすんべ 給与問題も国民が考える問題として、他人事にしてきたつけですな。 見落としがちなのは、退職金、年金もほとんどなく、 大企業のような、福利厚生も充実していない。 もう少し、自分達や家族を大事にしたらどうですか。 私が、以前から主張しているように医師年収3000万円を ど

    maangie
    maangie 2008/11/04
  • 実名報道問題 - 元検弁護士のつぶやき

    「実名報道→不起訴」で、福田 出さんが紹介してくださったニュースです。 判決理由では報道側に「逮捕された事実を報道しておきながら、起訴猶予処分とされた事実などについて、もはやニュースバリューがないとして、これを報道しない姿勢にも、報道機関の在り方として考えるべき点があるように思われる」などとしている。 刑事裁判の起訴状には、「公訴を提起する。」と書かれています。 公訴つまり公の訴えです。 公益性の存在が必要なわけです。 起訴に対して不起訴は、起訴できない、または起訴すべきでない、または起訴するまでもない、という判断の結果として不起訴になるわけです。 代表的な不起訴理由として、嫌疑不十分があります。言い換えれば証拠不十分です。 灰色ということになりますが、刑事司法では灰色は無罪です。 灰色の中には、限りなく白に近い灰色から限りなく黒に近い灰色までありますが、それは部外者にはわかりません。 憶

  • 疑問が多いベタな話 - 元検弁護士のつぶやき

    今朝のとくダネ!でもとりあげてましたが いろいろ大人の事情が錯綜しているようですが、園児を泣かさないようにはできなかったんですかね、ということだけ言いたい気分です。 橋下知事「園児の涙利用」と保育園側を批判 行政代執行(asahi.com 2008年10月17日11時57分) 大阪府の橋下徹知事は17日、第2京阪道路の用地買収に応じなかった門真市の北巣保育園の畑を行政代執行で強制収用したことについて、「政治的な主張や反対の理由はあると思うが、園の所有者は園児たちの涙を利用して阻止しようとした。一番卑劣な行為だ」と厳しく批判した。 そういう思惑がまったくなかったかどうかはともかく、 園児のイモ「なぜ抜く」 第2京阪用地、大阪府が代執行(asahi.com 2008年10月16日17時3分) ちょっと気になるのはこの記事の橋下知事のコメントです。 大阪府の橋下徹知事は16日朝、報道陣の取材に

    maangie
    maangie 2008/10/17
  • 強姦累犯者 - 元検弁護士のつぶやき

    11歳の女児2人に対する強姦(ごうかん)致傷と強制わいせつの罪に問われた東矢恭幸被告(37)の判決公判が9日、東京地裁で開かれた。井口修裁判長は「自己中心的で卑劣。くむべき点はない。計画的で狡猾(こうかつ)な犯行だ」として、懲役10年(求刑懲役12年)を言い渡した。 ということなんですけど 井口裁判長は、東矢被告がこれまでに強姦罪などで2度服役していた上、出所後の半年間で再び事件を起こした点を指摘。「規範意識が著しく鈍麻している」と断罪した。 子の親としての立場込みで言いますが、このような前科を考慮すると、求刑も判決も軽すぎるのではないかと思ってしまいます。 再犯の危険性は極めて大です。 音で言えば、出てくればまたやるな、という感じです。 これは非難とか憎悪からではなく、そういうタイプまたは欠陥を有する人間なのだろうという認識からの予測です。 となると来は無期懲役相当の事案ですが、社会

    maangie
    maangie 2008/10/10
    コメ
  • 刑事弁護士をもっと - 元検弁護士のつぶやき

    冤罪防止 “刑事弁護士”をもっと(中日新聞社説 ウェブ魚拓 ボツネタ経由) 裁判員裁判の実施、被疑者国選弁護の拡大を前に、「刑事に強い」弁護士の大量育成が急がれる。冤罪(えんざい)防止のためには、使命感はもとより、豊かな知識と弁護技術を兼ね備えた弁護士が必要だ。 私が、橋下弁護士による懲戒扇動問題を強く批判している大きな理由はここにあります。 豊かな知識と弁護技術を兼ね備えた弁護士は一朝一夕には養成できません。 刑事弁護に熱意をもって取り組む若手弁護士の絶対数が必要です。 弁護活動に対する被疑者、被告人の不満はしばしば聞く。日弁連は重く受け止め、弁護活動を客観的にチェックしなければならない。 個々の事件の弁護活動の当否を判断するのはとても難しいのですが、富山県の強姦冤罪事件などを見ますと、問題のある弁護活動の検証作業は必要であろうと思われます。 しかし、弁護活動に対する批判・検討は、被害者

    maangie
    maangie 2008/10/07
    「刑事弁護に熱意をもって取り組む若手弁護士の絶対数が必要です」とはいえ、国選弁護人のベアさえままならない世の中じゃ…。
  • 橋下弁護士 vs 光市弁護団 判決 - 元検弁護士のつぶやき

    橋弁の殊勝な態度と控訴は意外でした。これまでのブログやTVでの発言とのあまりのギャップに、「表現の自由」を巡る高尚な問題を提起し犠牲となった殉教者として自身を演じるつもりかと穿った見方をしてしまう。 それにしても、地裁が弁護人の職責と安易な根拠無き懲戒請求の違法性について喝破したことは良い。「自分が感じたんだから、やってもいいだもん」という思考様式を持つ人は猛省すべき。 医師が何かをネット上でコメントすると、誹謗中傷という扱いをされます。事実に反することを中傷というのですが、事実であっても不都合なことは誹謗中傷と扱われます。 件の弁護士さんたちは、被告人の権利を守るという大義名分を掲げておられますが、弁護のためだからといって、被害者家族の神経を逆なでするようなやり方をしたことは事実ですし、その報道を見聞きする限り、かの弁護士さんたちの法廷での言動は、作りごとで人を傷つけるという意味では、誹

  • 中山国交相の発言問題(追記あり) - 元検弁護士のつぶやき

    中山国交相の発言内容要旨(asahi.com 2008年9月26日18時38分 ウェブ魚拓) 批判されて答えた言い訳がこれ ↓ 国交相「申し訳ない」「所管でない」「文科省に聞いて」(asahi.com 2008年9月26日12時25分 ウェブ魚拓) 「国民に迷惑かけた」 中山国交相、辞任は否定(北海道新聞 ウェブ魚拓) 国交相に就任した人間が 国交省の中で仕事をするのが初めてだったのでよくわからない点があった とか言って恥ずかしくないのかな、と思うとともに、大臣というのは所詮この程度で官僚の上に立つことなんかできるわけがない、と確信するとともに、やっぱこんな人間を大臣に据えた人間も批判を免れないんじゃないかと言わざるを得ないです。 国交相は単一民族発言の真意について「日人は髪が黒く、風ぼうも似ていて、同じような人々がいる。適切な言葉を探していた」と釈明。 これで釈明になっていると思ってい

  • 視野狭窄あるいは客観視の欠落 - 元検弁護士のつぶやき

    トラックバック元で見つけた毎日の記事なんですが、最初にお断りしておきますが、取材対象者を批判する意図は毛頭ありません。 63歳の高齢と言っていい女性です。 ピンボケな話をしても責めるのは酷というものです。 批判されるべきは、文章が他人(読者)にどう読まれるかを最も意識すべき職業であるのに、何にも考えずに書いてしまう馬鹿な記者です。 署名記事なんだから責任をとりなさい。毎日の遠山和宏君! http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080824ddlk43040245000c.html −−知的障害のある人を取り巻く環境は変わりましたか。 ◆まだまだ厳しいです。先日、羽田空港から飛行機に乗った時、娘がシートベルトを付けるのを嫌がりました。私が上から抑えていたので問題はないと思うのですが、しっかり締めずに声を出していたこともあってか「シートベルトをしていない

    maangie
    maangie 2008/08/25
  • 死亡女性の父親の不満について - 元検弁護士のつぶやき

    元検弁護士のつぶやき いろんな話題をぼちぼちと。。。 サインイン ホーム ブログ詳細 タグクラウド 検索 LMnet MJLnet モトケンブログ 場外乱闘 小倉ヲチ 管理人室 エントリ 死亡女性の父親の不満について このページは http://www.yabelab.net/blog/medical/2008/08/20-222233.php に移動しました。 モトケン (2008年8月20日 22:22) (Top) カテゴリ: 005過去ログ倉庫, 030医療関係 タグ: 大野病院事件 法律相談へ 刑事法律相談 このエントリのコメント コメントはまだありません。 Powered by Movable Type リンク ホーム このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。

    maangie
    maangie 2008/08/21
    このお父さんのいう「真実」ってのは辞書に載っている意味の「真実」ではないからなあ。お父さんの気持ちも解るが。
  • ため息まじりのつぶやき - 元検弁護士のつぶやき

    あぁ、わかります。私が気になるのは、「心神喪失で無罪なんて許せない!なんにせよ殺人犯は死刑!」みたいな意見ですね。 心神喪失状態には誰しもなる可能性があるわけで。飲み物とかに薬物をまぜられ、知らずに摂取し、異常な興奮状態となり人を殴り死なせてしまった、でもあなたは人を殺したんだから死刑って言われたら? って単純なことすら考えられないんですかねえ。 Lega様 >単純なことすら考えられないんですかねえ。 もちろん第三者が面白がって吊るせ的に言うのは批判に値しますが、自分が遺族であれば、自分の女房子どもが殺されて相手が心神喪失者だから仕方がないか、とはならんだろうなあと思います。 来は、「自分が遺族だったら」てのは反則なのでしょうが、それをいったら「自分が加害者だったら」というのも反則な訳でして(^^; いずれにせよ、実際には、そういうことも考慮してしまうということで、その辺はお許しをm(_

    maangie
    maangie 2008/05/24
    コメ