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ブックマーク / blog.yoji-ochiai.jp (58)

  • <九州大学>入試「女性枠」見直し 「男子差別だ」苦情相次ぎ 来年度導入 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000009-maiall-soci 九大は「女性研究者増は喫緊の課題。まず入学者を増やすことが必要」として女性枠導入を決め、数学科の12年度後期入試で募集人員9人のうち5人を女性に割り当てることにし、昨年3月に公表した。 しかし、「男子差別だ」「法の下の平等に反する」などと苦情のメールや電話が相次いで寄せられ、女性枠の中身を再検討することになった。九大入試課は「女性枠を目指して勉強している受験生もいると思うのでなくすことはしないが、内容を変更せざるをえない」と話している。 少数者保護のため、そういった者に対する優先処遇(affirmative action)や積極的差別是正措置(positive action)を講じることが、憲法で保障された法の下の平等との関係で、どこまで許容されるかは、悩ましい問

    <九州大学>入試「女性枠」見直し 「男子差別だ」苦情相次ぎ 来年度導入 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    maangie
    maangie 2016/03/16
    「特別枠を設けたり点数で下駄をはかせることは違憲という判断が示されたケースがある一方、成績を基本としつつも学生集団の多様性を確保するため人種的・民族的少数者にも配慮するという大学側の優先処遇は合憲」
  • 遠隔操作ウイルス事件の犯人はデジタル・フォレンジックに精通している - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://blogos.com/article/82870/ デジタル・フォレンジックが専門の企業「ネットエージェント」の杉浦隆幸社長は、業界内でも上位のセキュリティ技術IT技術を持つ技術者であれば、検察が「片山さんが犯人と考えることが合理的」と主張する証拠の数々は、外部からの遠隔操作によって比較的簡単に埋め込むことができると指摘する。 今回の真犯人は一定レベルのデジタルフォレンジックの知識を持っていると断言するのだ。一連の遠隔操作ウイルス事件で真犯人が2013年1月にメディア関係者などに対して送り付けてきた「延長戦メール」の中にあったクイズの2問目に、デジタル・フォレンジックの代表的な技術であるデータ復元の過程が含まれていたからだ。杉浦氏はこれをもって、犯人に一定のデジタル・フォレンジック、もしくはそれを無効化させるアンチ・フォレンジックの知識や経験があるとみてまちがいないだろうと

    遠隔操作ウイルス事件の犯人はデジタル・フォレンジックに精通している - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 富山冤罪、県警が現場見取り図など「自白」証拠捏造 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000001-yom-soci 男性が知らないはずの被害少女宅の克明な見取り図が作製されていたほか、男性宅から押収された凶器のナイフも、被害少女の証言とは異なっていた。 無実であるにもかかわらず、なぜ、ありえない「有罪」を指し示す証拠が次々とできあがって行くのか、ということは、深刻な問題として検討される必要があるでしょう。また、無罪を指し示す証拠(例えば上記のナイフ)が、安易に見逃されてしまう、ということも、同様だと思います。 繰り返し指摘していますが、なぜ、このような重大な過誤が生じたか、ということについて、徹底的に検証し、今後に生かすということが確実に実行される必要があります。

    富山冤罪、県警が現場見取り図など「自白」証拠捏造 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    maangie
    maangie 2014/03/22
  • 保釈の片山被告「私はやっていない」…PC遠隔操作事件 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140305-00000211-sph-soci 保釈された片山被告は、都内で会見。黒いスーツに白いシャツ姿で「今日で逮捕から389日。緊張の連続で疲れ果てました。私はやっていない。私も遠隔操作されていた」と改めて無実を訴えた。別にいると主張する真犯人に対しては、「自首が無理でも『片山さんは真犯人ではないですよ』と(声明で)言ってくれることを1%ぐらい期待している」と話した。 私は、今は弁護士ですが、かつては検事もやっていて、事件を、弁護士の目で見たり、時には検事の目で見たりと、両面で見ることがあるのですが、被告人の記者会見を検事の目で見ていて、この人が犯人という心証も、犯人ではないという心証も、どちらも生じませんでしたね。逮捕後、1年ちょっとが経過していて、その間に、被告人にも様々な情報が入ってきて、話す際にも逮捕後

    保釈の片山被告「私はやっていない」…PC遠隔操作事件 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 国家機密と刑事訴訟 特定秘密保護法案の刑事手続上の論点 - 2013-12-02 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    日、上記のテーマで、参議院議員会館において講演しました。 以下は、その要旨です。 1 視点 特定秘密保護法案(以下「法案」という)については、様々な問題が指摘されているが、刑事手続において、現実にどのようなことが起きるか?いかなる危険性があるか?ということを、現行の刑事実務に即して考えておくことは必要であり意味がある。以下、このような視点で検討を加えてみる。 2 捜査はいつ、どのようにして始まるか? 一般の刑事事件では、警察による犯罪の認知や被害者による届出、相談から捜査は開始される。その後の捜査に問題が生じることはあっても、犯罪(的事象)が、まず存在し、そういった対象への捜査には必要性、合理性があるのが普通。担当するのは刑事部(警視庁刑事部、東京地検刑事部)。 これに対し、法案が想定する各種犯罪行為は、高度の政治性、そうであるが故の特殊性を有する可能性が高く、いわゆる「公安事件」として

    国家機密と刑事訴訟 特定秘密保護法案の刑事手続上の論点 - 2013-12-02 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
    maangie
    maangie 2013/12/03
    「外国の利益を図る」「我が国の安全を害すべき用途に供する」「スワット事件」「TBSビデオテープ押収事件」
  • <NSC法案>衆院委で可決…政府、議事録作成に消極的 2013-11-06 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131106-00000121-mai-pol 政府側が、議事録作成に消極的なのは、首相、外相、防衛相、官房長官による4者会合を中核とするNSCにおける議論では、外国から提供される機密情報を扱うことを想定しているためだ。政府が、外交機密などを漏えいした公務員に厳罰を科す特定秘密保護法案をNSC設置法案とセットと位置づけ、今国会中の成立を目指しているのもこのためだ。 政府筋が「議事録なんて作ったら自由な議論ができない」と語るように、政府内にNSC設置を機に議事録作成を始めようとの雰囲気は乏しいのが実態だ。 公の意思決定に参画する人間は、自分の発言に責任を持つべきで、「議事録なんて作ったら自由な議論ができない」程度の意識しかしか持てない人間は、公の意思決定に参画することなどやめて、その程度の意識の人たちで集まって他愛のない

    <NSC法案>衆院委で可決…政府、議事録作成に消極的 2013-11-06 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 2013-10-26 - 特定秘密保護法案の全文 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://www.asahi.com/articles/TKY201310250345.html 今日の朝日朝刊に全文が出ていて、ウェブ上でも出ていたので、目を通してみました。特に「罰則」に注目したのですが、かなり危険なものがあると感じましたね。 年内中に、前に児童ポルノ関係でやったように、議員会館内で講演をする予定(あくまで予定)になっているで、網羅的な検討はそこで行うとして、いくつか気付いた点を挙げておきます。 第二十四条 第二十二条第一項又は前条第一項に規定する行為の遂行を共謀し、教唆し、又は煽動した者は、五年以下の懲役に処する。 2 第二十二条第二項に規定する行為の遂行を共謀し、教唆し、又は煽動した者は、三年以下の懲役に処する。 ここで、「共謀」罪が出てきて驚きましたが、共謀罪の危険性については、 暴力団やテロリスト集団の犯罪対策 「共謀罪」創設法案 通常国会に再提出へ政府 h

    2013-10-26 - 特定秘密保護法案の全文 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通りに 郵便不正 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/0920/OSK201009200135.html http://www.asahi.com/national/update/0920/OSK201009200135_01.html http://www.asahi.com/national/update/0920/OSK201009200135_02.html 特捜部は捜査の過程で、上村被告の捜査段階の供述などを根拠に「村木氏による上村被告への証明書発行の指示は『6月上旬』」とみていた。だが、証明書の文書データが入ったFD内の最終更新日時が6月1日未明と判明。村木氏の指示が5月31日以前でなければ同氏の関与が裏付けられず、最終更新日時が6月8日であれば上村被告の供述とつじつまが合う状況だった。 朝日新聞の取材に応じた検察関係者は「主任検事から今年2月ごろ、『村木か

    検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通りに 郵便不正 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • [話題][刑事事件] 遠隔操作事件・真犯人と称する者からのメール全文 08:28 / 2012-10-21 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    既に報道されているように、私に対し、上記のようなメールが、 【遠隔操作事件】私が真犯人です という件名で送られてきましたが、関心が高まっていることや、既に一部で(不完全なまま)公開されつつあることも考慮し、全文をここに公開しておきます。 なお、個人名、URL、メールアドレス等で、支障があると考えられるものは、赤字の括弧書きで差し替えてあります。 以下、全文です。 ■はじめに 現在報道されている大阪・三重の遠隔操作ウィルス事件について、私が犯人です。 このメールには犯人しか知り得ない事実、つまり「秘密の暴露」が多く含まれているので、 このメールを警察に持っていって照会してもらえば、 私が物の犯人であることの証明になるはずです。 ■私の目的 「犯行予告で世間を騒がすこと」 「無実の人を陥れて影でほくそ笑むこと」 などではなく、 「警察・検察を嵌めてやりたかった、醜態を晒させたかった」という動

    [話題][刑事事件] 遠隔操作事件・真犯人と称する者からのメール全文 08:28 / 2012-10-21 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • <橋下市長>週刊朝日「不適切な記述」と謝罪 取材拒否問題 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000086-mai-soci 週刊朝日の河畠大四編集長は「同和地区を特定するような表現など不適切な記述が複数ありました。橋下市長をはじめ多くのみなさまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。差別を是認したり、助長したりする意図は毛頭ありませんが、不適切な記述をしたことについて深刻に受け止めています」とコメントした。 週刊朝日の表紙には、上記の記事でも紹介されているように、「橋下徹のDNAをさかのぼり性をあぶり出す」とあって、記事を読んでみると、橋下氏の父親の出自や素行等について書かれてありましたが、そもそも、特定の人を評価の対象にする場合に、その人の血縁者を引き合いに出してその出自や素行等を問題にする、という手法は、差別、偏見につながりかねず、方法論的にかなり問題があると思い

    <橋下市長>週刊朝日「不適切な記述」と謝罪 取材拒否問題 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 福岡の男性誤認逮捕か「同居女性かばうためやったと話した」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/17/kiji/K20121017004345540.html 東京都内の幼稚園に襲撃予告メールを送ったとして警視庁に逮捕され、その後パソコンがウイルス感染していた恐れがあるとして釈放された福岡市の男性(28)について、捜査当局が一連のパソコン遠隔操作事件に巻き込まれた誤認逮捕だった可能性があるとみていることが16日、関係者への取材で分かった。 男性は警視庁の取り調べに容疑を認めたが、その後「同居している女性がメールを送ったと思い、かばうために自分がやったと話した」と供述した。 虚偽自白が生み出される類型として、「絶望からの自白」ということが指摘されることがあります。お前が犯人であることは証拠上明らかで否認していても有罪は間違いない、と決めつけられれば、やっていなくても、もう駄目だと絶望して、早く

    福岡の男性誤認逮捕か「同居女性かばうためやったと話した」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 広田弘毅に対する評価 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    maangie
    maangie 2012/05/21
    服部龍二。城山三郎。
  • 「理不尽な指示ないか」…地検幹部を部下が評価 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY201202150225.html 「下からの評価」が試行されたのは、函館地検と静岡地検沼津支部。「不必要と思われる業務の指示や理不尽な指示がないか」「さらなる上位者におもねることがないか」「部下の申告や意見をよく聞くか」など10項目程度の質問に、部下の検事や事務官らが5段階で評価し、自由記述で回答した。評価は匿名で、結果は加工して幹部に知らせ、課題に気づくきっかけにしてもらう。 検察庁のカルチャーというのは、下から上へ向けて積極的にモノを言ったりすることを嫌い、そういうことをする人間は、協調性がない、組織に向かない、といったネガティブな評価をされて、次第に、寂しいところへ寂しいところへと追いやられて行くものです。「皆さん、自由闊達に意見を言ってください。」と言われ、それを真に受けて自由闊達にモノを言

    「理不尽な指示ないか」…地検幹部を部下が評価 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 県内も「鑑定留置」増加 裁判員裁判導入後 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    maangie
    maangie 2012/02/22
    簡易鑑定について。
  • 殺人:元ロッキード事件判事が死亡 妻を容疑で逮捕 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120223k0000m040046000c.html から「夫が死んでいるようだ」という連絡を受けた40代の長女の119番で救急隊員が駆けつけたが、既に死亡していた。司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる急性窒息死と判明。付近の住人が前夜に言い争う声を聞いているが、他人が訪問した形跡はなかったという。 発生は昨年2月とのことですが、今まで時間がかかったのは、第三者による侵入、殺害という形跡がないかどうかや、被疑者が認知症とのことで責任能力があるかどうかを、慎重に捜査していたことが理由として考えられるでしょう。 私でも、ああ、あの人かと知っているくらいの、有名な裁判官だった人ですが、不幸な最期で、しかも、家族による殺害とのことで(まだ捜査中ではありますが)、お気の毒です。高齢化が進み、認知症の家族を抱え

    殺人:元ロッキード事件判事が死亡 妻を容疑で逮捕 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    maangie
    maangie 2012/02/22
    認知症か…。やれんなあ…。
  • 番組のネット転送は「違法」=著作権侵害認める―テレビ局実質勝訴・最高裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110118-00000109-jij-soci 番組送信の主体が、機器を購入した利用者か、管理した業者かが争点となったが、第3小法廷は、「機器が公衆用の電気通信回線に接続され、継続的に情報が入力される場合には、情報入力者が送信主体となる」との初判断を示し、入力設定していた永野商店が送信主体と認定した。 最高裁のサイトに判決文がアップされていたので一通り読んでみましたが、 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110118164443.pdf これはいかがなものか、という印象を抱いたというのが率直なところですね。 判決では、 公衆の用に供されている電気通信回線に接続することにより,当該装置に入力される情報を受信者からの求めに応じ自動的に送信する機能を有する装置は,これがあらかじめ設定

    番組のネット転送は「違法」=著作権侵害認める―テレビ局実質勝訴・最高裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 枝野大臣が検察の捜査批判、検証必要と指摘 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100313-OYT1T00803.htm 枝野氏は、郵便不正事件に絡み、厚生労働省元局長が虚偽有印公文書作成などの罪で起訴された事件について、「検察の間違いではないかという疑いが濃厚になっている」と指摘。「捜査のあり方をきちっと検証し、刑事訴訟法をはじめ、間違いがない制度にしなければならない」と語った。 枝野氏が語った郵便不正事件だけでなく、検察庁が独自に捜査する知能犯事件の手法については、早急に抜的な改革を行わないと、ますます国民に見放され、捜査自体が極めて困難な状況になりかねないでしょうね。 従来のその種事件の捜査手法は、 1 内偵を行う中で、検察庁内のごく少数の人々がストーリー(検察ストーリー)を描く(絵を描く) 2 上級庁に報告するなどしてゴーサインを得る中で、ストーリーが一人歩きして不動のものと

    枝野大臣が検察の捜査批判、検証必要と指摘 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 虚偽自白 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    盗撮目的の女子トイレ侵入容疑で逮捕、勾留された司法修習生が釈放されたことが話題になっており、その人が、当初は自白したものの、その後否認に転じたことについても論じられている。 その関係で、私の経験を紹介しておきたい。恥ずかしい話なので、今まで、ほとんど他人には話していなかったことである。 検事になって数年たち、まだまだ若手ながら、自分なりに自信のようなものがついてきた頃だった。ある共犯事件で、逮捕、勾留された共犯者の1人を取り調べていた。その被疑者が、ある場所に行ったかどうかが重要性を帯びており、私は、別の共犯者の供述(一緒に行ったと明言)もあったので、「行った」と見ていたが、その被疑者は、「行っていない」と強く否認していた。 その後、徹底的に追及し、違法なことはしないものの、相当厳しく取り調べ、その被疑者は、「行きました」と自白し、その内容の供述調書も作成した。 ところが、である。 この事

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  • 捜査報告書改ざんか 違法捜査を隠蔽 鹿児島12人無罪 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200704070248.html 昨日も触れた件ですが、「内部文書」にいろいろなことが書かれていたようですね。 03年4月20日当時、取調室で藤元さんに「買収したという自白」を強要していた警部補は、補助捜査員の女性巡査を同席させたうえで、藤元さんから姉(56)に携帯電話をかけさせた。「妹から買収された」と言わせる狙いだったという。実際、藤元さんは姉に「焼酎と現金をもらったようにしてほしい」と頼んだが断られた。通話は女性巡査が隠し持っていたICレコーダーで録音していた。 この時の取り調べについて弁護側が尋問した04年5月の公判で、警部補は「私が(取調室から)退席している間に、(藤元さんと女性巡査が)隣の部屋に移って電話をした」と虚偽証言。その後、警部も証人出廷することになったが、捜査関係者によると、当

    捜査報告書改ざんか 違法捜査を隠蔽 鹿児島12人無罪 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    maangie
    maangie 2009/08/13
    志布志事件。「重箱の隅をつつくような内容になってしまっても、ある程度細かく反対尋問するのは、無駄ではないし、むしろ有益、効果的な場合もある」
  • 捜査資料、地検「死んでも出さない」 鹿児島12人無罪 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://www.asahi.com/national/update/0407/SEB200704060009.html 口裏合わせのやりとりは、朝日新聞が入手した県警の内部文書「鹿児島地検との協議結果について」に明記されている。文書は、一連の捜査を指揮していた県警捜査2課の警部から上司の捜査2課長にあてたもの。 こういう内部文書を、マスコミが入手できてしまうという鹿児島県警の「保秘」はどうなっているのか、あきれはてますね。 現在、警察では保秘は駄目なので検察庁で捜査してほしいと依頼中の事件があるのですが、やはり、警察の情報管理はデタラメで信用できないな、と思うしかありません。今度、検事に会う機会があれば、このことも言ってみようと思います。 それはそれとして、 協議は04年11月9日に鹿児島地検4階の小会議室で行われた。警部が公判に証人として出廷する直前で、その際の想定問答などについて

    捜査資料、地検「死んでも出さない」 鹿児島12人無罪 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
    maangie
    maangie 2009/08/13
    志布志事件。