![Amazon.co.jp: 報道されない近現代史: 元谷外志雄: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2935938bd5cebd873064c96e02dd4e64f8bfdb28/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51MULLBDa0L._SL500_.jpg)
トンデモ本とは、「著者の意図を離れて楽しめる本」というのが定義だそうだ。 その意味では、この作品はトンデモ本と言えなくもない。 まず、深刻な内容のはずなのに、所々に挟み込まれる著者のボケについクスリと笑ってしまうのだ。 自分でボケて自分でツッコむという、いわゆるノリツッコミの技は、大阪人が得意とするところであるそうな。 著者はこの技が実に巧みである。 私は読みながらページの向こうに、韓国人ではなくて、大阪のおばちゃんの面影を見てしまった。 笑わせるところも、泣かせるところも、その息遣いから浮かび上がるのは、紛れもない大阪人の姿。 たくましいくせに涙もろく、人情豊かで弁の立つ、あの大阪のおばちゃんである。 著者はこの本に韓国人としての自己を投影したかったはずなのに、である。 この点、著者の意図から離れた読み方のできる本であり、つまりトンデモ本の定義にあてはまる。 あと、著者の率直さにすっごく
朝日の慰安婦問題「誤報」騒動に便乗して、新聞の拡販団に配らせたと言うことだけが話題の、内容も体裁も薄っぺらな本である。読売がここまで歴史修正主義にどっぷりつかっているとは意外であったが、これは、単に私が普段、新聞を読まないからだろう。 内容は、産経やWILLの記事を水で薄めたようなもので、「朝日がついたこんなウソ」というストーリーを、手を変え品を変え、読者にシツコクシツコク刷り込むという基本的な手法は全く変わらない。ドブの水をいくら薄めた所で、所詮はドブの泥水である。 実は、読む前は記事について、詳細に反駁しようと考えていたのだが、さすがにバカらしくなってきた。内容は秦郁彦氏の「慰安婦の戦場と性」のストーリーをそのままなぞったもので、それ以上でもそれ以下でもない。系列のBS日テレで放送された、アジア女性基金の下村理事の話が載っているが、物議をかもした橋下大阪市長の慰安婦問題の発言の擁護、河
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