安倍晋三首相は26日午後、自民党のインターネット番組で、駐日米大使館が首相の靖国神社参拝について「米政府は失望している」との声明を発表した
安倍晋三首相は26日午後、自民党のインターネット番組で、駐日米大使館が首相の靖国神社参拝について「米政府は失望している」との声明を発表した
菅官房長官は5日の衆院国家安全保障特別委員会で、安倍首相が東京・富ヶ谷の私邸から首相官邸に通っていることについて「オートバイでの移動も含め、どんな事態があっても15分以内で官邸に参集できる態勢を作っている」と述べ、危機管理上の問題はないとの認識を示した。民主党の近藤洋介氏の質問に答えた。 近藤氏が東日本大震災で東京の道路が大渋滞したことを挙げ、安倍首相は首相官邸の隣にある首相公邸に住むべきだと述べたことに答弁した。これに対し、近藤氏は「首相がオートバイの後ろに乗って15分間移動するのは異常だ」と改めて指摘した。 一方、民主党の野田前首相は5日、自身のホームページで「たとえ車で15分程度でも、時間的にはロスだ。途中で道路が陥没した場合はどうするのか」と批判した。
安倍内閣は18日、旧日本軍の慰安婦問題に関する国連の拷問禁止委員会の勧告について、「法的拘束力を持つものではなく、締約国に従うことを義務づけているものではない」とする答弁書を閣議決定した。紙智子参院議員(共産党)の質問主意書に答えた。 委員会は勧告で、日本維新の会の橋下徹共同代表らの発言を念頭に、「当局者や公的人物による事実の否定や、それによって再び被害者を再び傷つける行為に反論すること」を日本政府に求めている。菅義偉官房長官は記者会見で、「日本政府の立場は何回となく会見している。政府として改めて発言することはないという趣旨だ」と説明した。 関連記事(声)市長の職責果たしているか6/6「国際社会は納得しない」 国連事務総長、橋下氏を批判6/3橋下氏の一連の慰安婦発言、潘国連総長が批判 「国際社会は納得せず」6/3強制連行の有無「政府が明確に」 橋下氏、国連委勧告に6/1慰安婦発言を国連委
安倍晋三首相は24日の参院予算委員会で、安倍内閣の閣僚らの靖国神社参拝に中国や韓国が反発していることに関し「国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前だ。わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している。当然だろう」と述べた。 首相は韓国が反発していることに「靖国の抗議を始めたのは盧武鉉(政権)時代が顕著になったが、それ以前はほとんどない。なぜ急に態度が変わったかも調べる必要がある」と強調。 中国に対しても「A級戦犯が合祀(ごうし)されたとき、時の首相の参拝に抗議せず、ある日突然抗議をしはじめた」と不快感を示した。 また「歴史や伝統の上に立った私たちの誇りを守ることも私の仕事だ。それを削れば(中国や韓国との)関係がうまくいくとの考えは間違っている」とも語った。 靖国神社を参拝した麻生太郎副総理は「世界中で、祖国のために尊い命を投げ出した人たちに対し、政府が最高の
少子化対策を検討する自民党の人口減少社会対策特別委員会(猪口邦子委員長)の会合で22日、待機児童解消に向けた保育所整備を掲げる政権の方針に異論が相次いだ。声を上げたのは、安倍晋三首相の側近議員たちだった。 萩生田光一総裁特別補佐は「0歳児は親と一緒にいるのが望ましい。育児休業制度をきちんと活用できるようにすべきだ」と主張。首相が施政方針演説で訴えた休日・夜間保育の拡充について「間違いだと首相に伝えた」と述べた。 衛藤晟一首相補佐官も、政府の「認定こども園」の拡充方針について「子どもをどう育てるかという視点が欠けている」などと指摘した。 関連記事「少子化対策は実行に移す時期」 森・少子化相(3/23)少子化対策、首相側近が相次ぎ異論 政権方針に(3/23)子育て軽視は「政治のさぼり」 森少子化相(2/14)被災地子育て懇を新設 少子化相表明(3/6)舌鋒鋭い1年生議員 森少子化相(12/
環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐり、先に交渉を始めた米国など九カ国が遅れて交渉参加したカナダとメキシコに交渉権を著しく制限した条件を課した事実に関し、民主党政権時代に日本政府が把握しながら公表しなかったことが新たに分かった。安倍晋三首相は、近く日本の交渉参加を正式表明する方針だが、国民生活に重大な影響が及ぶ可能性が高いTPP問題で、現政権が説明責任を求められるのは確実だ。 一連の事実は、複数の日本政府関係者や外交関係筋への取材で明らかになった。 TPPをめぐっては、九カ国は二〇一〇年までに交渉入り。九カ国は、一一年十一月に参加の意向を表明したカナダとメキシコ両国に対し、すでに合意した条文は後発の参加国は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権もなく、再協議も要求できないなどの不利な条件を提示。両国は受け入れ、念書(レター)も交わしたが、極秘扱いにしている。 当時の野田政権は、この事
桜井よしこ氏を閣僚に登用も 26日、安倍内閣発足へ 自民党は17日、幹部が党本部で協議し、首相指名のための特別国会を26日に召集して同日中に安倍新内閣を発足させる方針を決めた。公明党と連立政権発足に向けた協議も本格化、18日に安倍氏と公明党の山口那津男代表が会談し、週内に政策協議を経て合意文書を交わす運びだ。公明党には閣僚1人を割り当てる方針で、太田昭宏前代表の国土交通相での起用が有力視されている。 官房副長官には加藤勝信総裁特別補佐(衆院)、世耕弘成政調会長代理(参院)を軸に調整。安倍氏は党本部で記者会見し、石破茂幹事長を続投させる考えを正式に表明した。党執行部では高村正彦副総裁を留任させる。党内では小泉進次郎衆院議員を青年局長からさらに重要ポストで起用する案も浮上。閣僚には小池百合子元防衛相ら複数の女性の起用や、ジャーナリストの桜井よしこ氏(67)ら民間人の登用も取り沙汰されている。
■安倍晋三・自民党総裁 日本国憲法の前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてある。つまり、自分たちの安全を世界に任せますよと言っている。そして「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」(と書いてある)。 自分たちが専制や隷従、圧迫と偏狭をなくそうと考えているわけではない。いじましいんですね。みっともない憲法ですよ、はっきり言って。それは、日本人が作ったんじゃないですからね。そんな憲法を持っている以上、外務省も、自分たちが発言するのを憲法上義務づけられていないんだから、国際社会に任せるんだから、精神がそうなってしまっているんですね。そこから変えていくっていうことが、私は大切だと思う。(ネット番組で) 関連記事「決断するならミサイルを打つ前に」 安倍・自民総裁(
■安倍晋三・自民党総裁 民主党や、できたばっかりの党に、日本を守ることはできないんですよ。地域を守ることはできない。それができるのは、自民党であり、公明党であります。 この戦い、そう簡単な戦いではありません。この選挙区においては、自民党と、そして民主党と、さらには、なんていう党なんでしたっけね、日本維新の会ですね。「維新」といえば、私は山口県から来ていますから、大阪の人たちには使ってもらいたくない思いでありますが。おそらくみなさん、あんまり長い間、覚えていなくてもいいと思いますよ。多くの党は、できてすぐなくなっていきます。(愛媛県鬼北町での街頭演説で) 関連記事「幼児教育を無償化。財源はある」安倍・自民総裁(12/5)安倍総裁「マニフェストの言葉、恥ずかしくて使えない」(11/27)デフレ論争「もう勝負あったですから」 自民・安倍総裁(11/25)「北朝鮮への圧力高める」自民・安倍総裁
■安倍晋三・自民党総裁 来年、再来年、卒業を迎える高校生や大学生が、暗い気持ちで冬を迎えて、みんな心配なんです。暗い気持ちで冬を迎えなくてもいいように、私たちはまず国が投資して、民間企業の投資を引き出していく。そして、雇用をつくっていくんです。 これは、まっとうな経済政策なんです。4年前、オバマ米大統領は、必要な橋を造り、人々を結びつける道路を造り、そして、商業を盛んにする様々なインフラをつくっていく、と発表した。日本の新聞や経済界も、それを評価したんですよ。でも、同じ人たちが自民党の公共投資を批判している。おかしいじゃありませんか。バラマキとか、古い公共事業だとか、古い自民党だとか、もうこのレッテル貼りはやめましょうよ。まじめに経済を議論していきましょうよ。我々は、やるべき公共事業を当然やっていきます。(神戸市での街頭演説で) 関連記事「幼児教育を無償化。財源はある」安倍・自民総裁(
自民党の安倍総裁は31日の衆院代表質問で、鳩山元首相、菅前首相を民主党最高顧問に起用した人事を取り上げ、「これはブラックジョークか」と皮肉を放った。 鳩山氏は首相在任時に、米軍普天間飛行場移設問題で日米合意に反する沖縄県外への移設を主張し、日米関係を悪化させた。菅氏は、東京電力福島第一原子力発電所事故の対応について、国会の事故調査委員会などで「首相官邸の現場介入」と問題視された経緯がある。 安倍氏は「日米同盟を傷つけた元首相を外交担当に任命し、原発事故対応を誤り、混乱させた前首相も新エネルギー政策担当にした」と述べ、反省を欠いた人事だと指摘。しかし、首相は「首相経験者の経験を踏まえて大所高所から意見をうかがうべくお願いした」と、素っ気ない答弁でかわした。
3年ぶりの自民党総裁選が終わったね。安倍晋三さん、石破茂さん、町村信孝さん、石原伸晃さん、林芳正さんの5人が立候補して乱戦なんて騒がれたけど、とてもすばらしかった。民主党の代表選とは段違いだ。しかし、勝負の結果は早くからかなり読めていたよ。 石破さんの地方票が非常に強くて、1回目の投票でぶっちぎりで1位になる。だが、誰も1回目で過半数は取れなくて、国会議員だけで行われる決選投票で2位の候補が逆転するだろうということは誰もが思っていた。問題はそれが安倍さんなのか、石原さんなのか-。そこはなかなか分かりにくいところだったけどね。報恩忘れた谷垣氏 だから最終盤の2位争いは熾烈(しれつ)だったでしょ。最後はね、石原さんの方は地方票が取れなかった。「選挙の原点を教えられた思いだ」と、僕は若い諸君に言っているんだけど、やはり安倍さんと石破さんは地方の遊説にものすごい力をかけた。石原さんは党の幹事長だか
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